新潟県立大学 2020年度 海外研修・留学の手引き
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学内で行う国際交流留学生サポーター/日本語チューター日本人学生と留学生が交流し、お互いの理解を促進するために、日本語チューターの制度があります。日本語チューターは、留学生の日本語学習を支援する活動を行います。具体的には、1週間に1回程度、留学生と一対一で会って、日本語の会話練習の相手をしたり、日本語の文法や語彙を教えたりします。また、留学生とお互いの文化や社会に関する情報を交換することもあります。留学生サポーターは、日本で初めて生活する留学生が、新潟での生活をうまく始めることができるようにサポートします。具体的には、渡日時のアパートへの入居支援、行政手続き支援、学内キャンパスツアーの実施等をサポートし、その後は留学生が困ったときにまず相談できる「友人」として交流を行います。学生サポーターになって、留学生の国や彼らが話す言語に関心を持ち、留学に行く学生も増えています。いずれの制度も学内でまずはチャレンジできるものですので、第一歩を踏み出してみませんか?SALC(Self-Access Learning Center)サマーセミナー「北東アジアの発展と平和」を基本理念に、「グローバル時代の地域力」をテーマに掲げ、サマーセミナーを毎年開催しています。セミナーでは、新潟県内の一つの地域をフィールドに定め、協定校から参加している留学生と本学学生が実際に地域に出向いて地域見学(実地調査)やグループワーク等を行い、その地域の隠れた魅力を見出し、グローバルな時代における地域の発展に結び付く方策を様々な視点で考え、地域の課題解決や地域力の創造・再発見等について提案します。2019年度は「『食』を通じて新潟の魅力を世界に伝える」をテーマに開催し、6の国・地域から46人の学生が参加しました。SALCは、学生が自主的な外国語学習に励むことができるよう設置された施設です。館内には学生の目的に応じて外国語を学べる充実した環境が整っています。●メンター(外国語学習相談員)による学生の目的に応じた語学学習支援●実践的な語学力のスキルアップ支援(留学生が参加する「外国語おしゃべりサロン」の開催など)26

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