新潟県立大学 2024 GUIDE BOOK
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基本理念学長メッセージ方向性データサイエンス教育外国語教育・国際交流国際地域学部新潟県立大学の子ども学科健康栄養学科人間生活学部国際経済学部人間生活学部大学院大学院健康栄養学研究科国際地域学研究科北東アジア研究所地域連携キャリアサポート卒業生インタビューキャンパスライフキャンパスマップ学費・奨学金他資料請求アクセス入試情報・入試結果・外国人の学生らと交流ができるのは、なにも海外だけではありません。新潟県立大学には学内でできる国際交流の機会がいくつも用意されています。新潟県立三条高等学校出身国際地域学部国際地域学科比較文化コース4年留学生と留学生サポーターとの交流会日本語チューターは、新潟県立大学で学ぶ留学生への日本語の学習支援をその活動とします。週に1回程度、留学生と1対1で会って、日本語の会話練習や日本語の文法・語彙のレクチャーをします。こうした活動の中で、互いの文化や社会を知ることができるのも魅力です。新潟県立大学に入学したばかりの留学生が新潟での生活に上手く馴染めるように生活面のサポートをするのが留学生サポーターです。具体的な活動は、入寮時の補助や大学施設・周辺店舗の案内、区役所での手続きの付き添いなどです。海外協定校の学生を新潟に招き、本学学生と文化体験やグループワークなどの交流を行うサマーセミナーを毎年開催しています(コロナ禍ではオンラインで開催)。世界各国の留学生と交流できる絶好の機会とあって、毎年申込者が定員を大きく上回る人気のイベントです。COIL(Collaborative Online International Learning)とは、ICTを用いて海外の大学と交流を行う教育手法のことで、本学でもZoomやPadlet等を使って海外の学生らと協働学習を行う授業を展開しています。言語や文化背景の異なる双方の学生が共に学び合うことで、新たな視点が得られたり、異文化理解が進むといった教育効果が期待されています。私は3年次の4月から1年間、中国と台湾出身の交換留学生2人の日本語チューターを務めました。日本語チューターをしてみようと思ったのは、2年次に履修した異文化理解に関する授業がきっかけです。海外の学生とオンラインでグループワークをする中で、彼らと日本語を使って自国の文化を伝え合い、お互いの理解を深めていくことに喜びを感じました。日本語チューターとしての主な活動は、週に1回程度、留学生の日本語の授業の課題を見ることや、日本語で自由に会話練習をすることです。留学生の日本語が少しずつ上達していくのを見ることはやはり嬉しく、それが活動のやりがいになっていました。留学生と親しくなってからは、日本語チューターとしての活動以外にも、一緒に食事をしたり、長期休暇を利用して国内旅行に出掛けたりしていました。こうした活動や交流を通して、私はいつしか留学生を「海外の学生」としてではなく、国籍を意識しない「一人の学生」として見るようになっていました。私は短期留学や海外研修では、留学生とこれほど深く関係を築くことはできなかったと感じています。日本語チューターに興味をもっている人はもちろんですが、英語に苦手意識を持っている人や、費用の面で留学をためらっている人には、ぜひこうした学内でできる国際交流にも目を向けてもらいたいと思います。サマーセミナー12日本語チューター留学生サポーターサマーセミナーCOIL型授業Student's Voice学内でできる国際交流

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