新潟県立大学 2024 GUIDE BOOK
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基本理念学長メッセージ方向性データサイエンス教育外国語教育・国際交流国際地域学部新潟県立大学の子ども学科健康栄養学科人間生活学部国際経済学部人間生活学部大学院大学院健康栄養学研究科国際地域学研究科北東アジア研究所地域連携キャリアサポート卒業生インタビューキャンパスライフキャンパスマップ学費・奨学金他資料請求アクセス入試情報・入試結果・秋田県立横手高等学校出身国際地域学部国際地域学科比較文化コース4年2023年2月18日~3月14日べセル大学(米国)新潟県立新潟南高等学校人間生活学部健康栄養学科3年2023年2月26日~3月4日米国・ハワイ州海外研修・フィールドワーク …カナダ、アメリカ、ロシア、中国、韓国の大学等で2週間から5週間、集中してその国の言語を学ぶ海外語学研修があります。このほか、ハワイやインドネシアなどで現地の施設見学や学生交流を行う1週間の実地研修、主にアジア圏の国々を訪れ、体験を通して課題解決の方法を学ぶフィールドワークがあります。これらは春と夏の休暇期間を利用して実施されます。新潟県立大学の交換留学制度やカリキュラムに位置付られた海外研修を利用して、さまざまな国や地域で学びを深めた学生の声を紹介します。私は3年次の終わりの春休みに、アメリカ・ミネソタ州にあるベセル大学で3週間の英語研修に参加しました。この研修は大学の授業科目として実施されることから、担当教員が現地まで引率してくださり、現地でも適宜必要なサポートを受けることができます。また、ホームステイを伴った研修のため、ホストファミリーが日常生活のあらゆる場面で私たちをケアしてくれます。こうした安心感がこの海外研修の一番の魅力で、留学することに心細さや不安を感じている人は、最初の一歩として海外研修に参加してみることをお勧めします。研修のプログラムに関しても、座学だけでなく、ゲストスピーカーによる講演、ボランティア活動、ミュージカルの鑑賞など盛りだくさんな内容で、最後まで研修に飽きるということはありませんでした。ホストファミリーと過ごす時間も本当に充実したもので、休日に美術館や教会、ショッピングなど地域の様々な施設に一緒に出掛けたことは今でも楽しい思い出として心に残っています。3週間あまりの研修ではありましたが、非常に密度の濃い時間を過ごすことができ、また、その間、完璧な英語とは言えないまでも、どうにか英語を使って楽しみながら生活ができたことは、何より「海外でやっていける」という自信につながりました。そんな私は、将来もう一度留学する機会があれば、その時にはぜひ長期の留学に挑戦したいと思っています。私は2023年の2月下旬から3月初旬にかけて、アメリカ・ハワイ州で行われる1週間の海外研修に参加しました。この研修は、健康栄養学科と子ども学科に所属する学生を対象に、学科ごとに分かれて病院や保健所、幼稚園などを見学しながら現地の学生らと交流するプログラムになっています。この研修への参加を決めたのは、好きな英語を実際のコミュニケーションの場で使ってみたかったことと、海外で働く栄養士の役割を知りたかったことがその理由です。研修のプログラムは非常にタイトなもので、大学、保健所、癌センターなど、毎日多くの施設を見学して回りました。その中でも特に印象に残っているのは、保健所で働く栄養士の方のお話でした。週に何度か路上で生活するホームレスのもとを訪れ、食べ物の支給や栄養状態の観察といった支援をしているとのことで、日本の保健所で働く栄養士との仕事の違いに驚きました。その他にも、日本とアメリカ、それぞれで働く栄養士の職務内容の相違点や類似点を知ることができ、また、それを知れたことで、グローバル化が進む日本のこれからの栄養士に求められるスキルも見えてきた気がします。今回の研修を踏まえ、秋から始まる病院、保健所等での実習では、外国人の患者、住民も想定しながら、実習に臨みたいと思っています。14POINT海外英語研修海外実地研修

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