新潟県立大学 2024 GUIDE BOOK
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上級レベルリテラシーデータサイエンスの基礎等レベル リテラシーレベルの教育としては、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」(リテラシーレベル)の認定を受けた「UNP DS リテラシー教育プログラム」が設置されています。1年次後期からの「UNP DS リテラシー教育プログラム」は、「データサイエンスリテラシー」「統計分析入門」等の科目からなる教育プログラムであり、データの取り扱い、社会的背景やデータ利活用の実例、データサイエンスの基本的手法等についてデータを含めた演習を交えつつ、講義を行います。これによりデータサイエンスの入門的知識を身に付けることができます。 さらに詳しく学びたい人は、2年次以降により深くデータサイエンスを教える科目である「データサイエンスの基礎」、「データ処理の基礎」、3年次に「データサイエンスの応用」を受講することにより、系統だった学習をすることができます。これに加えて、「計量経済学Ⅰ・Ⅱ」「紛争のデータ分析」などの各学部のデータ関係の科目を学ぶことにより、各学問分野でのデータサイエンスの応用について学ぶことができます。UNP DS リテラシー計量経済学入門Ⅰ・Ⅱ社会調査法教育プログラムデータ処理の応用データ処理の基礎等 現代においては、様々な職種・業種において、勘や直感に頼るのではなく、データに基づいた思考が要求されるようになっています。データに基づいた思考の手法であるデータサイエンスは現代の「読み書き算盤」と言われるようになっており、多くの人が身に付けることを期待される知識となっています。新潟県立大学では、令和4年度にデータサイエンス教育センターを設置し、全学におけるデータサイエンス教育の充実をはかり、全ての学生が身に着けるべきリテラシーレベルから始まり、より進んだレベル、各分野での応用という体系だったデータサイエンスの教育を実施しています。その学習の流れは左の図に示されています。15リテラシーレベル:UNP DSリテラシー教育プログラムより進んだレベルの教育データサイエンス教育

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