新潟県立大学 2024 GUIDE BOOK
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わたしのお気に入りMatsuzawa Yuk,i人間生活学部 健康栄養学科松澤 由季 助教◆恩師との出会いが研究の道に進むきっかけ 腸管研究のパイオニアである恩師に出会い、腸管とはどういう組織かという基礎から研究に取り組む姿勢を教えていただいたことが今の研究に取り組むきっかけでした。今の研究主題は、恩師が取り組んできた”腸管上皮細胞における炎症を食品成分で抑制していく研究”をベースにしています。近年では炎症性腸疾患などの腸管の病気に悩む方が増えてきていることから、腸管の炎症を抑制する食品を見つけて世の中に役立つ研究をしていきたいと考えて、現在も続けています。二重構造で熱いものから冷たいものまで、コースター要らずで非常に便利です。見た目がシンプルなのもお気に入りポイントです。◆世の中の役に立つ基礎研究を続けていくこと 大学で研究を行う一番の魅力は、自分がやりたい研究に取り組めることだと思います。例えば、特定の病気の患者数が増加しているなどの社会的な問題に対して、どのようにアプローチしたらその課題を解決していけるのか考え、最終的に世の中の役に立つ基礎研究に取り組むこと。なかなか思うように結果は出ませんが、時間をかけて一つずつ明らかにし、それを研究成果として発表できると、やってきてよかったというやりがいを感じます。◆大学・大学院での人との出会いが人生の宝になる 大学4年で研究室活動が始まり、それまでとは違うコミュニティでたくさんの良い出会いがありました。研究室旅行や研究室内での様々なパーティ企画は楽しく過ごせた良い思い出です。また、自らの研究に熱意をもって取り組み、学生に熱心に実験を指導したり、必要な知識を惜しみなく楽しみながら伝えたり、そのように研究を生き生きとされる素晴らしい先生方との出会いは私にとってかけがえのない宝となっています。[専門分野] 食品科学/栄養学[担当科目] 食品衛生学実験/食品学実験/食品学実習/基礎栄養学実験/調理学実験/管理栄養士の理解My Favorite Itemボダムのグラス45人との出会いを大切にして人生を切り開く教員紹介

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