新潟県立大学 2024 GUIDE BOOK
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産業界・行政機関との連携実績を生かして産学官連携により、「デジタル技術、フードテックの知識」を持つ専門人材を食料品産業界へ輩出する教育の必要性【専門分野】教育プログラムの核となる食品学・食品開発において健康栄養学科が持つ教育研究基盤【デジタル】データ分析力と経済分析力を人材育成の柱とする国際経済学部が擁する優れたデータサイエンス教育のリソース【地域産業】新潟が誇る食料品産業の企業・研究機関との密接な連携 急速なデジタル化に対応したデータサイエンス教育の重視等、社会の要請や変化に的確に対応した取り組みを強化しています。本学では数理・データサイエンス・AIへの関心を育み、数理・データサイエンス・AIの適切な理解とスキルを学び、データ分析のための具体的デジタル手法を修得できる実践的データサイエンスの教育を実施しています。 新潟県立大学では、文部科学省の令和3年度大学改革推進等補助金(デジタル活用高度専門人材育成事業)で「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」が採択され、計算サーバ演習室の設置や豪雪地帯である新潟の特性を活かした雪室による食品貯蔵効果に関して、形状及び成分変化等をデジタル化するとともに、遠隔操作によりデータ解析を行う環境を構築しました。 本学では引き続き、新潟県の主要産業である食料品産業のデジタル化・高付加価値化を牽引する高度専門人材を育成するため、県内の産業界・行政機関と連携し、デジタル教育設備を活用して、次のような高度なスキルと実践力を修得するための演習・実習によるデジタル×専門分野融合型の教育プログラムを実施します。(i) 新潟の企業実務者による「食品企業における商品開発の現状と課題」の受講(ii) 雪室における食材貯蔵現場でのIoTセンサーの設置などの実習(iii)履修者全員による合同コンファレンス、連携企業・行政機関関係者への報告会(1)デジタル化に必要とされる基盤的な知識とスキルを修得(2)食料品産業の高付加価値化と消費者購買行動分析に関するデジタル技術、データ分析を実践産業界・行政機関の支援人材の輩出デジタルと食品の高付加価値化・消費者購買行動分析の掛け合わせによる高度専門人材育成教育プログラム教育プログラムを支える優位性の3要素プログラム履修者への共通教育産業界と連携したDX教育プログラム05変化する時代を乗り切る知力のある人材の育成新潟県立大学の5つの方向性新潟県立大学は、「国際」「地域」「人間」の各視点から社会の諸課題を幅広く研究し、これらの課題の発見と解決を担う中核的人材を育成するとともに、地域づくりに貢献する大学を目指します。MISSIONS01MISSIONS5

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