新潟県立大学 大学院案内 2025 健康栄養学研究科
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本大学院は、大学キャンパスに、院生用共同研究室、講義室、大講義室を備えた大学院棟を設置し、充実した教育・研究の場を設けています。特に24時間利用可能な院生用共同研究室は、個々の学生が研究を行えるよう、個人用の机・椅子等を備えており、論文作成、資料収集・分析を行うための環境を整備しています。図書館には約13万冊の蔵書と国内外の雑誌、視聴覚資料などがあり、英語の書籍・資料の他にロシア語、中国語、韓国語の書籍・資料も充実しています。6日本だけでなく諸外国についても学べたため、自分1人だけでは触れることがなかった情報も取り入れることができました。【育児との両立】 現在、生後8か月の息子を育てながら在学中。入学前に妊娠が分かり、休学するか悩みましたが、担当教員と相談して「長期履修制度」を活用することにしました。実際に今は、特別研究(修士論文)を1年ずらした履修課程を組み、自分のライフプランに合わせた学生生活を送ることができています。へ進学しました。研究で必須となる文献調査や統計学、プレゼンテーション演習等を基礎から応用に至るまできめ細やかに御指導を頂き、特別研究の他、学会発表においても、入学以前より自信を持って取り組めるようになりました。 授業時間は、平日夜間やオンラインも活用して受講できるので、仕事との両立も可能です。日々の取り組みをテーマとした研究が、業務へ活かす一歩となり、やりがいにもつながっています。大学院棟共同研究室図書館子育てしながらでもできる!安心の大学院生生活【入学の動機】 行政栄養士として様々な健康・栄養課題を解決するにあたり、多くの関係者との円滑な連携のために必要な技術や知識を習得するために入学を志望しました。【授業・研究活動】 1年前期では、他分野の院生との共通授業を受けました。授業で特に印象的だったのは、他分野の院生とのディスカッションの時間です。病院等の他の現場で働く管理栄養士から聞く意見や実態は非常に新鮮で、有意義でした。後期では、各分野に分かれより専門的な授業を受けました。栄養管理体制を充実させる一助となるために 私は、新潟県立大学の前身である“県立新潟女子短期大学”を卒業後、普段は新潟市内の急性期病院で勤務しています。かつて入院患者の給食管理が業務の中心であった病院管理栄養士の業務は、チーム医療・多職種連携が重要性を増す中で、病棟での栄養管理業務に重点が置かれ、チーム医療の一員として果たすべき役割は変化しつつあります。その中で、臨床で生じる疑問や課題を適切に分析し、課題解決につなげ研究する力、発信する力を身につけたいと考え、研究科院生紹介施設紹介

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