新潟県立大学 大学案内 2025
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  略歴sage学長メッセージMes地域創生は人づくりから地域に根ざし、世界にはばたく新潟県立大学03編著書:Internationalization of Japanese Firms: Evidence from Firm-level Data, Springer(2014年)、『基礎から学ぶ国際経済と地域経済』文眞堂(2024年)、『現代日本企業の国際化-パネルデータ分析-』岩波書店(2011年)、『グローバル・イノベーション』慶應義塾大学出版会(2011年)、『国際経済学』岩波書店(2009年)等社会活動:学術審議会、石油審議会、統計審議会、科学技術・学術審議会、総合科学技術会議、日本学術振興会科学研究費委員会等の委員・専門委員、公認会計士試験・試験委員、経済産業研究所シニアアドヴァイザー、新潟県新総合計画策定検討委員会 座長、新潟県小児医療あり方検討会 座長、新潟県持続可能な社会実現に向けた政策に係る検討委員会 委員長等を歴任新潟県立大学は、「国際性の涵養」「地域性の重視」「人間性の涵養」を基本理念として、高い専門性と実践力のある人材の育成と新たな知の創出に取り組むことを使命としています。本学は、1963年に設立された旧県立新潟女子短期大学を継承して、2009年に創設されました。創立から今日までの間に大学は拡充され、国際地域学部、人間生活学部、国際経済学部の3学部、大学院国際地域学研究科、健康栄養学研究科の2研究科、北東アジア研究所を擁する地域の中核的大学として、新潟県内はもちろん国内外から1,500名の学生が集う知の拠点となっています。本学は、学部において充実した専門教育を行うことに特徴があります。国際地域学部では国際社会、比較文化、露中韓言語の分野、人間生活学部では子どもの教育や社会福祉、食と栄養を通じた健康管理の分野、国際経済学部では、国際経済、地域経済、企業活動、経済政策に関する分野において、体系的な履修プログラムのもとでの専門教育を行っています。また、特徴ある語学教育・情報デジタル教育を行っています。英語を母国語とする教授陣による英語教育、英語による専門課程の講義、北東アジアの大学と連携したロシア語・中国語・韓国語教育、情報リテラシーや専門分野と組み合わせたデジタル技術等の修得に向けた実践的なデータサイエンス教育を行っています。2025年4月には国際経済学部にデータサイエンス経済コースを開設し、文理融合のデータサイエンス教育が始まります。本学の大学院研究科と研究所ではユニークな教育研究を担っています。国際地域学、食と健康・食品開発に関する健康栄養学、北東アジアの政治、経済、社会の各分野において高度な実践的研究を行い、研究成果の教育と地域社会への還元に取り組んでいます。本学の学生にはグローバルな視野をもつことを期待します。諸外国の大学との間で締結する学術交流協定の下で、交換留学、学生同志の国際交流、オンラインによる国際的共同授業など、さまざまな教育研究の国際交流に取り組んでおり、全学生が国際的な繋がりに積極的に関わるよう支援しています。豊かな平野、海、山に広がる恵まれた自然環境をもつ新潟は他所では得られない学びの地です。このような地で教育研究を実践する本学ではキャンパスに新たな学舎が整備され、充実した学びの環境が皆さんを待っています。世界に開かれ地域に貢献する本学は、皆さんが豊かな人間に成長し、社会に飛翔するよう全力を尽くします。1971年 東京大学経済学部卒業1979年 イェール大学より経済学修士を取得1988年 東京大学より経済学博士を取得1986年 信州大学経済学部助教授1989年 同   経済学部教授1992年 横浜国立大学経済学部教授1998年 同   経済学部長(兼任)2000年 同   副学長(兼任)2004年 慶應義塾大学経済学部教授2007年 京都大学経済研究所教授2015年 新潟県立大学政策研究センター教授現  在 新潟県立大学理事長兼学長(2017年4月就任) 京都大学名誉教授・横浜国立大学名誉教授若杉 隆平 学長【専門分野】国際経済学、産業経済学、経済統計、法と経済学

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