新潟県立大学 大学案内 2026
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MessageTopic「データサイエンス・多目的利用室」13センター長からのメッセージ秋山 太郎2022年に「データサイエンス教育センター」を設置様々なデータを活用して経済社会の発展と価値創造に資する人づくりをめざしますデータサイエンス教育センター長 情報技術の急速な進展に伴い、「データ」の重要性はかつてないほど高まっています。企業や政府・地方公共団体が意思決定を行う際、直感や経験に頼るのではなく、データに基づいた合理的な判断が求められる時代となりました。近年では、AIや機械学習技術の発展により、データ分析の精度や活用範囲が飛躍的に向上し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)も加速しています。大企業のみならず、中小企業においても、顧客データを活用したマーケティングや業務の最適化が一般的になりつつあります。 こうした社会の変化を受け、新潟県立大学は「データサイエンス教育センター」を設置し、学生がデータを正しく理解し、活用する能力を身につけることを支援しています。本センターでは、全学対象のデータサイエンスリテラシー教育をはじめ、学内外の方々に向けた様々な教育活動を展開しています。 本センターが、データサイエンスを通じて、本学の学生の成長のみならず、新潟県全体の経済・社会の発展に貢献できるよう、尽力してまいります。 データサイエンスに関わる講義や講演会、プログラミング・データ分析演習、学内外向けのグループワーク型演習など様々な利用が可能な「データサイエンス・多目的利用室」を2024年4月、新たに設置しました。室内には各テーブル毎の液晶モニターや電子黒板、講義を録画できるシステム、50台のノートPCがリモートデスクトップ接続で共有利用できるGPUサーバなど充実した設備環境を整えています。データサイエンス経済コース開設により一層の活用を予定しています。

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