新潟県立大学 大学案内 2026
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Pick up 32025年4月よりデータサイエンス経済コース開設Pick up 2「生成AIの仕組みと活用事例」特別講演会を開催Pick up 1統計の第一人者を招いた学術セミナー「現代社会における統計」を開催QAQA14新潟県立大学のデータサイエンス教育の話題をご紹介学生・社会人235名が聴講した「学術セミナー」オンライン含め113名が参加した特別講演会の様子現在高校生ですが、PCに強い興味があり、プログラミングも得意です。初歩的なレベルだけではなく、より進んだレベルでのデータサイエンスを勉強することはできるのでしょうか。国際経済学部を中心として、様々なレベルでのデータサイエンス関係の講義が開講されています。統計データの分析、コンピュータサイエンスの基本、Pythonによるプログラミングとデータ分析など様々なトピックや手法についての講義があり、より進んだレベルでのデータサイエンスを勉強することが可能です。これらの科目のほとんどは、他学部生も受講することが可能です。データサイエンス教育センター ウェブサイト ▲「日常生活においてもデータを見る際、データそのものの性格や背景について考えるきっかけになった」「統計は奥が深いと思った。統計調査の面白みが理解できた」「データサイエンスへの興味・関心が高まった」(アンケートより)PCにはあまり触ったことはありませんし、プログラミングなどを勉強した経験もありません。データサイエンスを勉強することは可能でしょうか。1年次前期に「情報リテラシー」という科目でPCの基本的な使い方を身につけた上で、「UNP DSリテラシー教育プログラム」でデータサイエンスの基本的な考え方とスキルを学ぶことになります。 本学の国際産業経済研究センター・国際経済学部・データサイエンス教育センター共催による学術セミナー「現代社会における統計」を2024年10月に対面とオンラインで開催。青山学院大学名誉教授・元日本統計学会会長の美添泰人氏を講師に迎え、データサイエンスを学ぶにあたり、各分野への応用の原点となる統計の基礎を平易にご講演いただきました。学術セミナー参加者の声 データの活用が進む現代社会では、企業や行政が経済活動や社会課題の解決にデータを基にした意思決定を行うことが求められています。そのため、データサイエンスを専門的に学び、実社会で活用できるスキルを身につけたより専門性が高い人材の育成が重要になっています。こうした背景から、国際経済学部に「データサイエンス経済コース」を新設しました。このコースは、より高度で専門的な学びを提供し、データを経済・社会に応用する力を養います。 このコースでは、「コンピュータサイエンス」「データ分析」「データサイエンス応用」の3つの専門分野を体系的に学び、特にデータを活用した経済・社会課題の解決に重点を置いています。統計解析やプログラミングを学びながら、地域経済や企業DX、行政・公共分野でのデータ活用など、実践的な課題に取り組みます。 データサイエンス経済コースの詳しい内容については、国際経済学部の該当ページ(P.45)をご覧ください。 2024年8月に特別講演会「生成AIの仕組みと活用事例」を対面とオンラインで開催。株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)から講師をお招きし、多様な場面で活用が進む「生成AI」をテーマに、学校や企業、自治体における活用例や生活活用時に知っておくべきリスクについて学びました。講演会は本学学生のみならず、大学や高校の教職員や社会人に向けても広く門戸を開き、今後も開催していきます。

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