滋賀県立大学 CAMPUS GUIDE 2022
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Roots of Active Person私が扱っている商材はバスケットボールやバレーボールの試合球です。ドイツを拠点に、欧州8か国で各国の代理店・スポーツ協会との契約交渉や販売促進活動に励んでいます。仕事はすべて英語でやりとりするため、大学で培った語学力を存分に生かす毎日。自社製品が店先にたくさん並んだり、アスリートの方から喜びの声が届いたりすることに、大きなやりがいを感じます。今後も魅力ある製品の提供を通し、スポーツ界を盛り上げていきます。ゴム・樹脂製品メーカーの海外営業として欧州へ。アジアや欧米の文化・歴史を広く学んだ大学時代。外国人の先生や留学生と積極的に交流し、国際感覚を磨きました。アメリカ留学では勉強に励む傍ら、アルバイトにも挑戦。場面に応じた実践的なコミュニケーション能力が身につきました。また、中学生の頃から続けてきたバスケットボールで、多国籍の人々と親交を深めた思い出も忘れられません。スポーツや国際交流の素晴らしさをあらためて知った経験は、現在の仕事に就く原点になっています。スポーツや国際交流の素晴らしさをあらためて知る。生活に密着した製品を作りたいと思い、家電メーカーを志望。入社以来、炊飯ジャーの設計開発に携わっています。商品の設計から試作品の検証、量産の立ち上げまで1年間かけて取り組み、新商品が市場に出るときには大きな達成感があります。店頭に足を運んだりインターネット上での評判を見たりして、ユーザーの反応が直に感じられるのは身近な製品ならでは。実際に使ったお客さまがおいしいと喜んでくれることが1番のやりがいです。人の生活を支える身の回りの製品に携わる喜び。大学時代はウィンドサーフィン部でキャプテンを務め、週に5~6日は琵琶湖で練習する部活漬けの生活を送っていました。全日本選手権で優勝したことは1番の思い出です。大学院では材料力学系の研究に没頭し、学会発表にも積極的に取り組みました。研究内容をわかりやすくまとめて発表するという流れは現在の仕事でも同じ。学会で磨いたプレゼンテーション力や部活で養ったチームをまとめる力は、現在の自分の糧となっています。部活や研究で培った力が今の自分を支えている。人を笑顔にできる製品開発を目指して象印マホービン株式会社中村 有希 さん  活躍する卒業生世界のスポーツ界を盛り上げる株式会社モルテン笹原 大 さん  人間文化学部 国際コミュニケーション学科 2015年度卒業工学部 機械システム工学科 2013年度卒業工学研究科 機械システム工学専攻 2015年度修了19

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