滋賀県立大学 CAMPUS GUIDE 2022
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自然環境を総合的に理解するための幅広い基礎知識を学びます。これらの知識を基にして、環境問題を解決するための応用力を身につけた環境科学のエキスパートを育てます。化学分析や生物種の同定、あるいは地形の読み取りなど、自然環境を知るためのさまざまな測定・分析技術を学ぶことができます。豊富な野外実習・実験が用意されており、さまざまな環境調査・分析方法を習得することができます。社会を形成している市民、行政、企業の行動を環境調和型に導く政策、計画、実践の技法を身につけるための教育を行っています。環境政策・計画を立案できる能力を磨き、総合的な観点から環境問題解決に貢献できる人材を育成します。実際のまちづくりや環境活動に積極的に関わる中で、持続可能な社会を描く柔軟な発想力と構想力、そして現場における実践力とコミュニケーション能力を身につけることができます。強い意志と高い倫理感で社会と対峙し、地域環境と調和した生活空間を構築する能力を養うための理論と技術を学びます。「環境学」という視座から、新しい時代の建築・ランドスケープ・都市の創造に挑戦する、すぐれた建築家およびプロフェッショナルを育てます。実際の建築や都市計画・まちづくりの実践など、現場で身体を動かして、体験をもとにイメージや空間を創り出す能力を養います。生物生産の基盤である土や水の環境、生物資源そのものである植物(作物)、動物、微生物を熟知し、生物機能を活用した物質生産と環境改善により、環境問題の解決と持続可能な社会の実現を目指します。このため、生物資源と生物機能を有効に活用し、さまざまな自然環境問題と対峙し解決に向けて行動できる人材を育てます。環境の世紀である21世紀の世界課題や社会問題と向き合い、学びを深めます。材料技術の開発を通して自然環境と調和しながら人類の生活を豊かにできる技術者、研究者を養成します。人類の歴史は材料の歴史でもあり、スマートフォンやハイブリッド車も新材料の開発により実現できたものです。講義内容の理解を実験や演習で深めるカリキュラムで、金属・セラミックスなど無機材料から高分子・バイオなど有機材料まで、幅広い材料の基礎と応用を学びます。機械の構成原理・原則を数理的に理解するとともに目的に応じて材料を選択し、機械の設計と製作を担うシステムインテグレータとしての技術者、研究者を養成します。新しい発想で機械システムをつくる素地を養うために、ものづくりに不可欠な、エネルギー・機構・計測・制御・情報・材料・設計・加工などの基礎技術を有機的に結合したカリキュラムで教育を行っています。電気・電子・情報工学分野の先端技術に対応できる専門基礎知識を持ち、社会に貢献できる技術者、研究者を養成します。工学の共通基礎教育に力を入れるとともに、専門教育では講義、演習、実験を密接に関連させ、世界に通用する知識と技術の習得に重点を置いた教育を行います。また、実験・実習を通じて実践的な知識と技術を習得し、先端技術者として活躍する技術と能力を身につけます。近江から日本そして朝鮮半島、中国大陸まで、アジア各地の歴史・文化について深く理解し、未来の地域社会を展望できる人材の育成を目指しています。国内外での充実したフィールドワークを通して、文化遺産を調査し、保存・活用する方法を学ぶとともに、地域社会が直面している問題を考えていきます。また、その成果を地域社会に向けて発信しています。フィールドワークという実地経験を積むことで、プロジェクト企画力、遂行力、発信力を身につけることができます。人々の身近な暮らしに眼を向け、そこに潜むさまざまな問題や、生活環境をデザインという視点で考えていきます。特に生活の中での人とモノ、空間やその営みとの関係に注目して、考現学的調査分析を基礎に学んでいきます。住居、道具、服飾の3つの専門領域を横断的に学びながら、地域社会の中で、ものづくりやデザイン企画開発、研究という専門分野で活躍、貢献できる人材を育成します。「英語プラスワン」を合言葉にして、国内外を問わず広く活躍することのできる、国際的視野と語学力を兼ね備えた人材の育成を目指します。充実した語学教育により、国際社会で通用するレベルの外国語の実践力を身につけるのと同時に異文化を理解するための方法論や国際的な視点から自国や他国の文化についても学びます。また海外留学などを通じて、語学力のみならず行動力や国際的感覚を身につけます。人間の健康と生活に関連したニーズをもとに、「人が人として生きる」ことを支える看護のあり方を探求します。このため、全学共通基礎科目の「人間学」から看護学・医学の専門科目まで、学際的・実践科学的な教育を行います。人間の尊厳を重んじ、生物・化学・数学・英語などの基礎学力をもとに、幅広い知識と教養、豊かな感性を有する看護職者を育てます。本学科の教育・研究のキーワードは「発達」と「コミュニケーション」です。心理学・教育学・社会学を専門とし、それぞれユニークな研究を行っている教員が多角的なアプローチで心のしくみと社会のなりたちに迫ります。少人数でのインタラクティブな実習・演習が多く用意されており、柔軟な思考と実践的なスキルを習得することができます。また、教員のきめ細やかな指導のもとで、各自思い思いの研究テーマを深めることができます。近年の周辺科学の進歩は、適切な食と栄養の管理が健康維持・健康回復の重要な要因であることを明らかにしてきました。本学科は「栄養・健康・人間」をキーワードに研究教育を行い、栄養を通した真に健康で豊かな生活を考えます。多様化するニーズに対し、科学的根拠に基づいた「食環境」を提言できる管理栄養士・栄養教諭等、栄養のスペシャリストを養成します。学び大学院ページP.25P.27P.29P.31P.39P.49P.41P.43P.47P.45P.33P.35P.374学部13学科と幅広い学びを展開する滋賀県立大学では専門性の高い学びと学科を超えた横断的な学びにより学生一人ひとりが目標に向かって学びを追求しています。環境科学研究科・ 環境動態学専攻・ 環境計画学専攻人間文化学研究科・ 地域文化学専攻・ 生活文化学専攻工学研究科・ 材料科学専攻【博士前期課程】・ 機械システム工学専攻 【博士前期課程】・ 電子システム工学専攻 【博士前期課程】・ 先端工学専攻【博士後期課程】人間看護学研究科・ 人間看護学専攻※教員数は2021年5月1日時点P.5124

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