宇都宮大学広報誌 UUnow 第44号
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162162()栃木県3ICT, IoT・・・× 162 ToI,TCI 162T 県木栃 × 3 3 ( ) 3●UUnow第44号 2017.11.20今まで私たちがやりたくてもできなかったことが山のようにありましたが、それを実現できるような新しいラボができます。新しくプロジェクトが動き出すと今まで想定していなかったような問題に突き当たるかもしれませんが、夢のような成果がでるのではないかと期待しています。私たちの夢を実現するということで、石田朋靖学長がラボをREAL(リアル)と名付けてくださいました。例えば、ロボットを実際にイチゴハウスに入れて実験するということは、農家さん側の協力があっても思うようにいかないこともありました。このプロジェクトではキャンパス内のイノベーションファームを使って今までできなかった実証実験が可能になります。また、食味を測る装置など新しい装置が導入されることで、今までできなかったことが可能になり、それがトリガー(呼び水、引き金)となって、さらに新しい何かができる、そのような好循環が生まれると思います。FabLabもそうです。たとえば「夕方思いついた実験材料を翌朝までに欲しい」という時に、さっと試作できるような設備環境があるということは、学生にとっても夢のようなことではないでしょうか。イノベーションを起こすということを考えると、専門の大学教員だけではなくて、学生、学外の研究者、企業の方に入っていただき、昔の「寺子屋」のようなイメージで、いろんな方が一つのところに集まって学び合う、刺激し合うというごった煮のような空間が必要だと考えました。REALは「起業したい」とか「ベンチャーをやりたい」と本気で思っているような学生の拠点にもなると思います。意欲のある学生が集まることを期待しています。企業側も本気でいろいろなことに挑戦しようとしている学生を求めています。そういう学生と企業人との出会いの空間になるといいと思っています。垣根が低い寺子屋式のインキュベーションの空間でイノベーションの議論をする。とんがった人たちと触れることで学生たちが大いに成長し、地域で新しい仕事をプロデュースできるような人材が生まれることも期待しています。ロジェクトリーダーの尾崎功一教授に聞く*とちぎロボットフォーラム:企業・団体や産業支援機関などがネットワークを形成し、情報交換やロボット化による成長に向けた調査・研究、事業展開等を推進陽東キャンパスに整備された「イノベーションファーム」プ

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