宇都宮大学広報誌 UUnow 第45号
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15●UUnow第45号 2018.4.20MATIONMATIONationationINFORMATIONINFORMATIONInformationInformation教育学部総合人間形成課程4年長谷部浩平さん 念願のプロ棋士に!栃木県戦後初の快挙!本学工学研究科博士後期課程2年の熊谷幸汰さんが、第8回(平成29年度)日本学術振興会育志賞を受賞しました。この賞は、将来我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰するものです。熊谷さんは「ホログラフィックレーザー描画型ボリュームディスプレイ」の研究が評価され今回の受賞につながりました。本学の大学院生としては初の受賞となります。本学工学研究科博士後期課程2年熊谷幸汰さんが、第8回(平成29年度)日本学術振興会育志賞を受賞本学教育学部総合人間形成課程4年の長谷部浩平さんが3月4日に奨励会三段リーグを勝ち上がり、栃木県出身では戦後初のプロ棋士となることが決まりました。長谷部さんは小山市在住で、本学に通学しながら将棋に励み教育学部総合人間形成課程で学んできました。同級生たちがそれぞれ進路を決めていく中で、プロの棋士としての人生を歩む決意のもとに、「苦境も乗り越えて」の快挙。世間の将棋への関心も高まり、本学の将棋部も休部状態から昨年新たに発足したばかりです。「僕が入学したときには将棋部はありませんでしたが、再開してくれた事に情熱を感じました。栃木県での将棋の普及にも努めたい」と、将棋部主将の鈴木章太さん(教育学部学校教育教員養成課程1年)に熱いエールを送りました。学生生活を振り返り「同級生の多くは教員や公務員を目指していましたが、かえって様々な視点をもった先生や友人たちと交流でき、学ぶことも多く楽しかった」と話します。今後の目標として、「まずはプロとして結果を出すこと。将棋に人生を捧げている人たちの世界で、さらに他の人たちと違うことをやらなければ勝ち進めないと思っています。目標は日本を代表する棋士になることです」と語りました。「第15回日台文化交流青少年スカラシップ」(日本工業新聞社・産經新聞社主催)において、本学国際学部4年小向加奈さんが大賞を受賞しました。これは若者による日本と台湾の文化交流を促進するため実施されているもので、小向さんは「スピーチ部門」で台湾の伝統芸能について中国語でスピーチし、見事大賞に輝きました。小向さんは他の受賞者とともに、日台間の相互理解と相互交流を深めるため台湾研修旅行に参加します。本学農学部3年小泉泰英さんが「第5回とちぎアントレプレナー・コンテスト」最優秀賞を受賞本学国際学部4年小向加奈さんが「第15回日台文化交流青少年スカラシップ」大賞を受賞※学生の学年は取材当時(平成30年1〜3月)のものです。詳しいインタビューの内容は、宇都宮大学公式Webサイトトピックスのページでご覧いただけます。http://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/起業家を目指す学生を支援する「第5回とちぎアントレプレナー・コンテスト」で、農学部3年小泉泰英さんが最優秀賞を受賞しました。小泉さんは地域の農家と共同で「ママ糀(こうじ)」という発酵食品を開発、商品は妊婦に向けた付加価値をプラスすることで販路を拡大する提案が評価されました。小泉さんは「発酵食品には大きなポテンシャルがあり、商品化を実現して多くの人に『ママ糀』の良さを知ってもらえたら」と今後の意欲を語りました。小向さん(右)と指導いただいた国際学部松金公正教授後輩の将棋部の主将鈴木章太さん(写真左)を指導する長谷部浩平さん後日、本学石田朋靖学長を訪問した長谷部浩平さん。色紙の「信手一生」は「自分の手を信じて一生頑張っていきたい」という意味熊谷さん(写真中央)と本学石田朋靖学長(左)、オプティクス教育研究センター早﨑芳夫教授と学長室にて

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