GUIDE教職大学院❹4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月月前 期1~2限3~4限5~6限後 期1~2限3~4限5~6限7~8限火水木金履修スケジュールと時間割例21年次2年次7~8限共通科目分野別選択科目分野別選択科目分野別選択科目リフレクション(活動計画、活動の分析・考察、報告書の執筆)分野別選択科目共通科目リフレクション(活動計画、活動の分析・考察、報告書の執筆)授業研究の運営と課題授業における個のとらえ方と対応授業実践基礎個に応じた指導の実際と評価現代教師論学校改革の実際と課題特別な支援が必要な子どもへの理解と対応リフレクションリフレクション実践プロジェクト実践プロジェクト実践プロジェクト実践プロジェクト実践プロジェクト実践プロジェクト実践プロジェクト実践プロジェクト道徳授業デザイン論リフレクションリフレクション学級経営の実践と課題カリキュラム開発の実践と課題教材開発と教育方法の実践と課題特別支援教育の実践と課題生徒指導の実践と課題集団づくり論実習科目(週2日程度・150時間以上)実習科目(週2日程度・150時間以上)•教育実践プロジェクトは9月から12月を予定しておりますが、その他の期間も連携協力校とゆるやかに連携します。「個への対応力」を重視した時間割の例(科目名は平成30年度のもの)私に大きな変化と成長を与えてくれた、宇都宮大学教職大学院での2年間でした。2年前の私は授業を観るとき、「先生はどのように教えているのか」や「板書はどのようにまとめているのか」など、視点を授業者に置いていました。しかし今では、「子どもたちがどのように学んでいるのか」に視点を置き、子どもたちの学びを中心に考えられるようになりました。また、学卒院生の私にとって、現職の先生方と同じ環境で学べたことは、とても貴重な経験となりました。教職大学院で受ける授業や実習での授業実践について、学卒院生と現職院生が混ざり合ってリフレクションすることで、様々な視点から学びを得ることができました。「自分の授業を省察し、学び続ける姿勢」を大切にし、宇都宮大学教職大学院で学んだことを、子どもたちのために生かしていきたいと思っています。学卒院生(平成29年度入学)在籍校:白鴎大学教育学部卒業伊藤 駿院生の声現職院生(平成30年度入学)在籍校:栃木県立今市特別支援学校萩原 勝美教職大学院での学びは、特別支援学校での道をずっと歩んできた私にとって、とても新鮮なものでした。小学校、中学校の現職の院生や、学卒院生の皆さんと対話を通じてそれぞれの現場の様子を知ったり、学校訪問では授業研究会の仲間に入れていただいたりして、講義や論文からの理論だけでなく、現場での実践から学ぶことができました。また、「教育実践プロジェクト」では、勤務校で実習をさせていただき、小学部から高等部までの12年間を見とおした視点からキャリア教育の取組を見取り、研究を進めることができました。学びの機会をいただき、1年が過ぎました。次年度は、「学校改革力」「授業力」「個への対応力」の3つの視点からの学びと、現場(実践)とのつながりを大切に、さらに学びを深めたいと思います。学卒院生(平成30年度入学)在籍校:宇都宮大学教育学部卒業齋藤 大秀教職大学院には私のような学卒院生と現職院生がおり、1年の前期は授業を含めてほとんどの時間を一緒に過ごします。授業ではグループでの話合いがよく行われます。はじめは遠慮してしまう場面もありましたが、本音を話さなくては子どもたちや教育のことを真剣に考えることはできないと気付き、徐々に話すことができるようになりました。また、本音を出し合うことで深い関係を築くことができたと実感しています。これらは私にとって大きな学びです。後期には自身の研究についての考えや、実習での気付きを、毎週金曜日のリフレクションの時間に話します。そこには率直な意見や感想が返ってきます。教授や他の院生と、子どもたちの学びについて「語る」「考える」「実践する」「省察する」このサイクルが、自身の学びとなり、最終的には子どもたちの学びの充実につながることを感じております。ここでの出会いと学びを大切にして、充実した1年になるようにしたいと思います。
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