宇都宮大学広報誌 UUnow 第52号
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UUnow第52号 2021.4.20●4飯泉U-lab(デジタルを駆使して地域を盛り上げる学生団体)の代表をしています。昨年はコロナ禍で新歓ができなかったので、サークルを紹介するウェブサイトを制作しました。今年もやろうと考えています。青木昨年はオープンキャンパスが中止になったため、自宅に居ながら仮想空間でキャンパスを体験できる「バーチャル宇都宮大学」動を深くやっていきたいです。学長皆さんたちも学部・学科の垣根を越えて連携していただければありがたい。我々もそういう場をつくれるようにしていきたいです。青木文理融合の地域デザイン科学部の設立や工学部を一学科に統合するなど大学が分野横断を押し進めていることで私たちとしても学びが広がる気がします。◇◇飯泉学生の活動や提案を知る機会として、今までは「学長ティータイム」がありました。学長少しかたちは変わるかもしれませんが、学生たちとの情報交換はしていきたいと思っています。青木 コロナ禍の中で自宅に居ながら学内外のいろいろな先生のお話を聴けるオンライン授業の良さを感じました。学長日本の大学が遅れているのが教育のデジタル・オンライン化で、今後の大きな課題と考えています。新年度から教育のデジタルトランスフォーメーションに取り組みます。まずハード面ではWi-Fi環境を改善し、学内インフラを整備します。ソフト面の教育システムや配信コを制作しました。学長そういう取り組みをやっていただけることは本当にありがたい。大学運営における教職学協働を目指し、学生さんとの対話や提案をいただく機会をつくりたいと思っています。新たに設置した「ステークホルダー会議」に学生さんも参加してもらいます。永島昨年は新歓がなくなった新入生のためにオンラインによる新歓を開催しましたが、まだまだ救いの手が伸びていないと感じています。先生たちも救おうとしていますが、私たちから支援できる環境がつくれたら。学長細かいケアが大切だと感じています。ピアサポーター制度もさらに充実させたい。入学式ができなかった令和2年度入学の学生さんのために歓迎会のようなことができたらと思っています。永島国際学部ではグローバルもローカルも両方活動できました。一昨年は半年間中国に留学し、現在はコロナ禍で苦境にある地域の飲食店を応援する活動をしています。U-labとも協力してホームページを立ち上げたりもしました。学部を越えて連携した活ンテンツなどについては専門の教員が精査しながら進めていきます。コロナ禍のためのオンライン授業ではなく、国立大学としてデジタルを活用した教育をしっかり確立していきたいと思っています。◇◇飯泉地域に根ざした大学として、地域とどのように関わっていこうとしていますか?学長地域に頼られ、愛されるような存在にならないといけない。宇大のサポーターになっていただけるよう努力したい。宇都宮大学の有り様を考えたとき、地域の多様なステークホルダーと連携し協働しながら進んでいくことが宇大のあるべき姿だと考えています。学生さんたちとも情報や意識を共有しながら進んでいきたいと思っています。いつでも、何でもけっこうですので声をかけていただきたい。私からも声をかけます。一緒に進んでいきましょう。それが学長としての思いです。デジタル技術を活用して地域で活動する学生が集まり、池田学長にインタビューをしました。趣味の話などにも及びましたが、ここではオンライン授業や学生活動、地域との関わりについて話した内容をご紹介します。※写真左から飯泉一馬(工学部電気電子工学科3年)、青木岳大(地域デザイン科学部建築都市デザイン学科3年)、池田宰学長、永島良恵(国際学部国際学科4年)宇都宮大学工学部はひとつに̶全学科を統合し工学部基盤工学宇都宮大学工学部はひとつに̶全学科を統合し工学部基盤工学学長インタビュー地域の「知の拠点」を目指した地域とともに学生の未来をつく  学生とともに地域の未来 ― 石田朋靖 前学長からのメッセージ ―地域とともに学生の未来をつく  学生とともに地域の未来新学長新学長にに聞聞きましきましたた!!新学長に聞きました!持続的な発展のために変化を恐れず ― 石田朋靖 前学長からのメッセージ ―持続的な発展のために変化を恐れず※デジタル技術を活用した大学改革。※☆飯泉さん、青木さん、永島さんの活動は、P14で紹介しています。

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