宇都宮大学 研究シーズ集 2021.09
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観光地理学,人文地理学,観光学・観光地域の分布パターンとその変容に関する研究・地域資源を活かした観光振興に関する研究・人文地理学の視点に基づいたフィールドワーク教育の実践研究観光地域の立地観光振興の動向フィールドワーク教育日本地理学会,東京地学協会,人文地理学会,日本観光研究学会など地域デザイン科学部講師鈴木富之コミュニティデザイン学科URL: http://researchmap.jp/suzutomi/Mail: t.suzuki[at]cc.utsunomiya-u.ac.jpすずきとみゆき2017年5月更新研究概要(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)社会貢献等今後の展望(特徴と強み等)教育・研究活動の紹介【観光地域の分布とその変容に関する研究】観光地域は,自然的条件,歴史文化的条件,社会経済的条件などさまざまな地域的条件のもとに,形成されます。とくに,人口集積地域である大都市圏の外縁部では,温泉観光地やスキー場,海水浴場,山岳・高原観光地など多種類の観光地域が立地しています。そこで,首都圏における観光地域の分布パターンとその変容について,フィールドワークや資料などに用いて研究しています。【新しい観光振興の動向に関する研究】バブル崩壊以降の1990年代以降,日本人の観光形態が変化しつつあります。それまで特定地域に観光客が集中するマス・ツーリズムから,体験・交流や自己実現に重きが置かれたオルタナティブ・ツーリズムへと移行しています。例えば、グリーンツーリズムやスポーツツーリズム,産業観光などが台頭しています。そこで,こうしたオルタナティブ・ツーリズムの動向についても研究しています。分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項フィールドワークに基づく詳細な調査を行っています。1990年代以降,地域資源を活かした観光振興が注目を集めており,それを実現するためにはこうした詳細な調査が有用であると考えられます。現在,小山市やJTB関東との連携で観光資源や観光振興に対する住民意識の調査研究を行っています。今後も自治体と連携しながら,地域調査を継続したいと考えています。企業・自治体と連携し,観光振興のあり方やそれに対する住民意識について調査研究を行っています。また,高校等での出前講座や市民を対象とした公開講座で観光振興の動向に関する講義,ワークショップなどを実施しています。TEL:028-689-6233(代表:学部総務係)FAX:028-689-6235(代表:学部総務係)沖縄本島におけるホテルの分布4

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