宇都宮大学 研究シーズ集 2021.09
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評価技術、情報通信・マイクロ波・ミリ波帯における誘電体・導体材料の特性評価技術に関する研究・ミリ波低損失受動回路の実現に関する研究・ミリ波集積回路の実装技術に関する研究誘電体材料評価、導体材料評価、受動回路設計、集積回路実装技術、マイクロ波・ミリ波電子情報通信学会,IEEE,電気学会,エレクトロニクス実装学会ネットワークアナライザ(110GHzまで対応可),材料評価用共振器,温度特性試験用チャンバー,プローブステーション,電磁界解析シミュレータ各種ふりがな2021年2月更新研究概要(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)社会貢献等今後の展望(特徴と強み等)教育・研究活動の紹介持続可能な社会の実現に向け、5G/6G技術やIoT技術を活用した多種多様なワイヤレス機器の迅速な開発が求められています。これら機器開発に必須となる誘電体や導体の材料特性の高精度・高分解能・高能率な評価技術を確立するための研究を主軸としつつ、AdditiveManufacturing技術を活用した低コスト材料評価システムの開発も行っています。また、得られた材料特性データをもとに、次世代無線通信用極低損失受動回路やミリ波集積回路の実装技術に関する研究も行っています。分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項研究面では、共振器法をベースとしたマイクロ波・ミリ波帯における高精度測定法を多種開発しており、その測定精度は世界トップクラスという強みがあります。さらに、開発した高精度評価法で得られた材料特性を活用することで、低損失マイクロ波・ミリ波回路の迅速な開発が可能です。教育面では、設計から製作までを学生自身が行える環境も整えており、設計からモノづくりまでを体験しながら、様々な気づきを通じたホンモノの責任感あるエンジニアを育てています。これまでに開発してきた各種材料特性評価法の経験をベースとし、より高精度・高能率なマイクロ波・ミリ波帯評価技術の実現、さらにサブテラヘルツ帯への拡張を目指しています。また、CO2排出量の大幅な削減を目指し、次世代通信技術用ミリ波超伝導デバイスの早期実現を目指し、研究を進めていきます。産学連携によるマイクロ波・ミリ波帯における各種誘電材材料・導体材料評価や測定技術指導などに積極的に取り組んでおります。工学部准教授清水隆志基盤工学科情報電子オプティクスコース清水研究室しみずたかしURL: http://mmw.ee.utsunomiya-u.ac.jp/Mail: tshimizu[at] cc.utsunomiya-u.ac.jpTEL:028-689-6085FAX:028-689-60853Dプリンタ製材料評価用共振器とその評価結果32.5いた30GHz帯フィルタ(b)金導体(実測値)98

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