宇都宮大学 研究シーズ集 2021.09
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社会教育学多文化教育学・学校と地域/大学と高等学校の連携に関する研究・高等教育におけるアクティブ・ラーニングに関する研究・民族に関する教育課題に関する研究社会教育博物館教育多文化・多民族日本社会教育学会、日本学習社会学会、日本国際教育学会地域デザイン科学部准教授若園雄志郎コミュニティデザイン学科URL: -Mail: pontono[at]cc.utsunomiya-u.ac.jpわかぞのゆうしろう2017年5月更新研究概要(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)社会貢献等今後の展望(特徴と強み等)教育・研究活動の紹介近年の教育現場においては「アクティブ・ラーニング」が大きなキーワードとなっています。これは従来型の講義形式ではなく、受講者一人一人が主体的に参加しすることで学修をすすめていこうとするものです。ただし、その手法や考え方は社会教育の現場において長年にわたり取り組まれてきたことと親和性が高く、例えば小集団(グループ)での学習や自主的・主体的な課題発見と解決への取り組みなどを挙げることができるでしょう。このような社会教育における実践の蓄積を活かし、大学をはじめとする学校教育現場における「アクティブ・ラーニング」の手法はいかなるものか、あるいはそこにおける教育的効果はどのようなものか、さらには学校と地域とが連携していくことにはどのような効果があるのか、といったことについて研究をすすめています。この他、日本における多文化化・多民族化についても関心を持っており、特に国内の先住民族であるアイヌに関する教育課題についても研究を行っています。分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項地域密着型の大学が地域に果たす役割は大きく、コミュニティとしての地域、あるいは高等学校や小中学校との連携に関しての期待が高まっているといえます。現在は「課題解決型キャリア教育」として高等学校と大学の連携についての調査を行っています。「課題解決型キャリア教育」といったテーマに限らず、さらに幅広く高等学校と大学が連携していくことによる学生・生徒、さらには地域への効果についても調査を行っていく予定です。県および県内市町と連携して、学生とともに教育プログラムに参加し、そこでの課題発見を協働して行っています。大学が地域に対してどのように貢献していけるのかについて今後も継続して調査研究を行っていきます。TEL:028-649-5381FAX:028-649-53819

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