宇都宮大学 研究シーズ集 2021.09
162/186

ライフサイエンス、環境、植生管理、雑草防除・紫外線・焼成焼却灰・PS灰等を用いた除草技術の開発・道路・河川・鉄道等における植生制御システムの開発・雑草を用いた環境修復技術の開発雑草、環境修復、植生管理、雑草防除、道路、河川、鉄道日本雑草学会(和文史編集委員長)、日本芝草学会(会長)ガラス温室、紫外線照射装置雑草管理教育研究センター教授小笠原勝難防除雑草プロジェクトURL: http:// www.agri.mine.utsunmiya-u.ac.jp/about/08-08-06.htmlMail:masaruo[at]cc.utsunomiya-u.ac.jpおがさわらまさる2017年5月更新研究概要(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)社会貢献等今後の展望(特徴と強み等)教育・研究活動の紹介道路、河川、公園、芝地、メガソーラ発電施設等を対象とした植生制御システムと、環境に負荷をかけない資源循環型の防草技術に関する研究を行っています。特に、紫外線や焼成焼却灰を用いた防草技術は世界に先駆けた技術であり、焼成焼却灰を用いた防草技術は既に実用化されています(右写真:国道17号線、東京都白山駅近くの中央分離帯)。また、雑草管理技術と併せて、希少植物の保全、雑草を用いた重金属汚染土壌の修復と法面緑化についても研究を行っています。分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項本教育研究センターは、1967年に創設された農学部附属雑草防除研究施設を前身とするわが国唯一の雑草防除に関する大学の研究機関です。水田や畑地などの農耕地はもちろんのこと、林業地、芝地、道路、鉄道、河川、公園等を対象とした実際場面における雑草管理に関して数多くの技術的なノウハウとデータを蓄積しており、あらゆる場面の雑草管理に関する相談に対応しております。また、環境修復に関する相談にも対応しております。紫外線を用いた防草技術は環境中で残留しない環境配慮型の植生管理技術として注目されています。フェンスや鉄塔等の既設構造物に付設することにより、クズやスイカズラ等の蔓植物の巻き付きを防ぐことができることから、道路や鉄道での利用が期待されています。また、一般ゴミの無害化過程で排出される焼成焼却灰や製紙過程で排出されるPS(Papersludge)灰を用いた防草技術は資源循環型の防草技術として、公共緑地での利用が期待されています。技術移転希望項目・除草技術、植生制御システム、環境修復技術特許出願状況・NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)登録番号KT-110025TEL:028-649-5153FAX:028-649-5155156

元のページ  ../index.html#162

このブックを見る