宇都宮大学 研究シーズ集 2021.09
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歴史学・宗教学・ドイツ宗教史・ドイツにおける宗教文化史・ドイツにおける墓地文化史・ドイツ史の民衆文化・宗教文化(祭り・巡礼・信仰・生と死・墓地)・日本西洋史学会、日本宗教学会・日本文藝家協会員共同教育学部教授下田淳社会分野外国史研究室URL: Mail: shimoda[at] cc.utsunomiya-u.ac.jpしもだじゅん2018年8月更新研究概要(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)社会貢献等今後の展望(特徴と強み等)教育・研究活動の紹介現在の研究テーマは、ドイツにおける墓地文化史である。中近世の墓地は教会の周囲にあった。教会には聖人の遺物が保管されていたので、その効力にあやかって天国を目指したからである。聖人崇拝を廃止したプロテスタントも旧カトリック墓地を使用したので、教会と墓地は一体であった。18世紀後半からの衛生学的理由で、墓地は郊外に移されていく。聖俗が混交した旧墓地から、公園のような近代墓地への変遷過程を研究している。分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項授業では、世界の歴史・文明と宗教などを包括的に講義している。単著『ドイツ近世の聖性と権力‐民衆・巡礼・宗教運動』青木書店、2001年VolksreligiositätundObrigkeitimneuzeitlichenDeutschland-WallfahrtenoderDeutschkatholozismus.Ozorasha.co.Tokyo.2004『歴史学「外」論‐いかに考え、どう書くか』青木書店、2005年『ドイツの民衆文化‐祭り・巡礼・居酒屋』昭和堂、2009年『居酒屋の世界史』講談社現代新書、2011年『ヨーロッパ文明の正体‐何が資本主義を駆動させたか』筑摩選書、2013年『「棲み分け」の世界史‐欧米はなぜ覇権を握ったのか』NHKブックス、2014年『世界文明史-人類の誕生から産業革命まで』昭和堂、2017年共著『近代ヨーロッパを読み解く』ミネルヴァ書房、2008年『ドイツ文化史入門』昭和堂、2011年『現在知Vol.2日本とは何か』NHKブックス別巻、2014墓地からみたドイツ史研究。一般・大学生用の教養書・教科書を多数執筆・出版している。TEL:028-649-5278FAX:028-649-527839

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