宇都宮大学 研究シーズ集 2021.09
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量子ビーム科学,高エネルギー密度科学,加速器科学・レーザー航跡場加速・プラズマ計測器開発・レーザー開発レーザー,プラズマ,レーザー航跡場加速,量子ビーム,電子ビーム,加速器日本物理学会,レーザー学会1TWTi:Sapphireレーザーシステム工学部助教大塚崇光基盤工学科情報電子オプティクスコース湯上・大塚研究室URL: http://www.oe.utsunomiya-u.ac.jp/yugami/Mail: takamitsu[at]cc.utsunomiya-u.ac.jpおおつかたかみつ2021年2月更新研究概要(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)社会貢献等今後の展望(特徴と強み等)教育・研究活動の紹介高出力超短パルスチタンサファイアレーザー(波長800nm,出力>1TW,パルス幅<100fs)をガスなどに集光照射すると瞬時にプラズマが生成されます.このプラズマ中を伝搬するレーザーパルスの後方には,ポンデロモーティブ力によって電子密度の粗密が生じ,この粗密によって生じるレーザー進行方向の縦電場をレーザー航跡場と呼んでいます.一般にこの手法で励起した航跡場の加速勾配はGV/mを超え,電子を短距離で高エネルギーまで加速することができるため,次世代加速器技術として期待されています.研究室では実験室で運用可能な小型レーザー装置を用いたレーザー航跡場駆動単色電子ビーム源の開発を目指しています.分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項安定に電子ビームを発生させるためのレーザー安定化技術の開発,現象を詳細に計測するための計測器開発,プラズマ内部で起こる物理現象を詳細に理解し実験にフィードバックするために2次元粒子コードを用いたシミュレーションなどを行っています.実験室で運用可能な小型レーザー装置を用いたレーザー航跡場加速駆動単色電子源を実現し,実験室で運用できる小型加速器を用いた応用研究を開拓することを考えています.TEL:028-689-6083FAX:028-689-608390

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