独自の強ひずみ加工技術である「連続繰り返し曲げ加工(ContinuousCyclicBending;CCB)」と熱処理を組み合わせることにより、表面を粗粒層、内部を細粒層という傾斜的組織に制御することができます。また、表面の粗粒層は優先方位を持つことが明らかになっており、結晶方位制御技術としての可能性を検討しております。異種金属箔材/板材の摩擦攪拌接合(FSW)では窒化珪素ツールを用いて数十μmの微小押込みによる接合条件の最適化を目指しています。異種材料のパルス通電接合の研究も進めています。教育・研究活動の紹介金属材料の特性は微細組織と密接に関わっています。そこで、SEM/EBSD解析に基づき結晶方位・粒界制御による材料特性の高性能化を目指しています。また、FSW、パルス通電接合による異材接合技術に特徴があります。今後の展望結晶方位・粒界制御ならびにエントロピーを意識した高性能材料開発とマルチマテリアル化に対応する異材接合技術により、カーボンニュートラルに貢献する研究を行っていきたいと考えています。社会貢献等県内企業、県との産学連携プロジェクトによる実績を踏まえ、今後も共同研究を推進したいと考えています。(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)ナノテクノロジー・材料・環境負荷低減を目指した金属材料の組織制御と高性能化・異種金属箔材/板材の摩擦撹拌接合・高強度高延性軽量金属材料の開発アルミニウム合金,銅合金,チタン,結晶方位,集合組織,高温変形・高温強度,強ひずみ加工,摩擦攪拌接合(FSW),パルス通電接合,SEM/EBSD,組織制御,機械的性質日本金属学会、軽金属学会、溶接学会、超塑性研究会結晶粒方位解析装置(SEM/EBSD)、連続繰り返し曲げ加工装置(CCB)[金属材料の強度・加工・接合に関するあらゆるご相談にお応えします]たかやまよしまさ2022年1月更新TEL:028-689-6033連続繰り返し曲げ加工(CCB)装置SEM/EBSDによる組織解析例パルス通電拡散接合中の温度分布測定例分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: http://www.mech.utsunomiya-u.ac.jp/msel/MSEL_HP_index.htmMail: takayama[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp研究概要高精度改良型箔材用FSW装置基盤工学科機械システム工学コースマテリアル工学研究室工学部教授髙山善匡
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