宇都宮大学 研究シーズ集 2022.04
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花の品質保持:開花と老化被子植物にとって花は生殖に欠かせない器官であり、受粉後はその役目を終えます。しかし、人間としては花の美しさをいつでも、どこでも、長く楽しみたいものです。色々な切り花や洋ランやカーネーションの鉢花の老化抑制、品質保持について研究しています。高CO2環境による花の品質の保持効果について取り組んでいます。教育・研究活動の紹介授業では、なるべくわかりやすく学生の皆さんの意見をくみ上げるよう心がけています。卒業論文研究では、各学生に自主的に考えて、研究してもらうことを意識しています。今後の展望花の生理、生産から、福祉的役割まで明らかにしていきたい。社会貢献等宇都宮市緑化ボランティア養成講座、ひらめき☆ときめき科研費科学実験講座など特許出願状況種子繁殖による早期開花方法及びその方法で生産した種子繁殖苗木.特許第4967123号.実生苗木の開花方法及び実生苗木.特許第5385208号.企業や自治体との連携栃木県各団体と「文部科学省地域イノベーション戦略支援プログラム」で連携那須塩原市と「環境省国民参加による気候変動情報収集・分析委託業務」で連携株式会社アクトリーと「焼却炉の廃熱利用によるエコビレッジ構想」で連携などお気軽にお声かけ下さい。(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)園芸学・園芸作物の品質保持・花の老化のメカニズム・木本性植物の早期開花花,品質,生理園芸学会、人間・植物関係学会、国際園芸学会[使用可能な装置・機器、技術等]GC,LC,PCRなど研究例)アスチルベ切り花への糖の効果と老化原因遺伝子の特定やまねけんじ2022年1月更新TEL:028-649-5417分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: http://shigen.mine.utsunomiya-u.ac.jp/horticulture/山根-健治/Mail: yamane[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp研究概要SDGs事例卒業論文研究例)イチゴの鮮度保持実験生物資源科学科園芸学研究室農学部教授山根健治

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