宇都宮大学 研究シーズ集 2022.04
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・公共部門が決定する政策が経済活動に与える効果について考察し、持続的経済成長に向けた政策分析を行っています。・下図のような生産活動と資本の蓄積に焦点を当てた通時的経済について、動学的経済モデルを用いた理論的分析が中心です。・通時的な経済分析の中でも、とくに①生産活動に外部性や規模の利益を含んで内生的成長が可能になる現象の解明、②年金制度や国債といった世代間の関係が影響する事象、興味を持って取り組んできました。・企業の投資行動、地域経済の特徴にも興味を持っています。教育・研究活動の紹介・授業では、経済学の基礎的科目を中心に担当しています。基礎を理解すること、そのための、丁寧な説明を心がけています。・日本経済のこれまでの推移や現状について、具体的事例をできるだけ取り上げるように心がけています。全学向けの教養科目として、「戦後日本経済」を体系的に解説する授業も行っています。今後の展望・日本経済の現状を考えるときに、企業の投資が喚起されない現状に関心を持っています。イノベーションとも関わる問題として、とくに、経済成長の観点から投資行動の解明に向け研究を進めたいと思います。社会貢献等・市民講座や出前授業で、経済学の基礎や政策の効果、日本経済などをテーマにお話しをしてきました。・自治体と連携した経済分析の実績があります。(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)マクロ経済学、経済政策論・通時的経済の動学分析・マクロ経済政策の実体経済に与える影響・日本経済(地域経済)の実態分析経済理論,経済成長(持続的成長),経済政策,地域経済日本経済学会つかもとじゅん2022年1月更新分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: -Mail: tukamoto[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp研究概要地域デザイン科学部教授塚本純コミュニティデザイン学科

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