アフリカと法をテーマとした研究に取り組んでいます。とりわけ、アフリカにおける紛争後の平和構築において、国際刑事裁判所などの国際的な裁判所の活動や期待されている“役割”が、現地社会や国連平和維持活動など他の国際的なアクターに対し、如何なる影響を与えているのかについて理論と事例研究を中心に探究しています。また、これまで、ガーナ、南スーダン、南アフリカ、ウガンダ、マラウイ、ナミビア、エエチオピア等、アフリカを中心にフィールド調査を実施してきました。内閣府勤務時は、国際人権と刑事司法の専門家として、自衛隊の海外派遣前研修担当講師を務めた他、マリ平和維持学校からも招聘を受け講義を開講しました。教育・研究活動の紹介国際的なルールが形成され発展してきた背景を捉えることで、現在の社会が抱える課題に対し、私たちはどう向き合うべきか議論、考察します。講義では、インタラクティブな講義を通し、学生の発信力の育成にも力を入れ、具体的には国際人道法の模擬裁判大会やロールプレイ大会への出場を指導し、学生とともに日本代表を目指しています。ゼミ合宿ではオランダ・ハーグの国際法廷を訪問し、国連職員や国際判事との面会の機会をつくってきました。ゼミ生も、国連、ICRC、JICAや国際NGOにてインターン生として採用されてきた実績があります。今後の展望生まれは滋賀県の長浜です。子ども頃は「国際」とは無縁でした。だからこそ、まだまだ国際社会を身近に感じづらい学生の気持ちも少しわかるような気がしています。限られた経験かもしれませんが、私がこれまでに国際的な場で働いて感じたことを学生に伝え、自らのキャリアを考えるきっかけになればと願っています。2019年よりゼミ生と平和構築や国際人権について理解を深めて頂くワークショップを地域の子どもたちを対象に開催しています。ゼミ生にとっても良い学びの場となっており、今後も継続的に取り組んでいきます。詳しくはお問い合わせください。社会貢献等・2021年第9回若手難民研究者奨励賞・2020年、2021年度宇都宮大学SDGs推進奨励賞「子どもの権利を通した平和・公正の達成に向けて」(研究室)・2020年、2021年宇都宮大学SDGsグローバルウィークを企画「コロナ禍のもと、国際人権について考える」(2021)・第17回、第18回宇都宮大学ベストレクチャー賞基盤教育科目:国際化と人権・2019年12月宇都宮市主催大学生によるまちづくり提案発表会2019第1位「あらゆる場面においても、子どもの権利保障に向けた市民参加型アプローチの実践」(研究室)(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)国際関係法、国際人権論、平和構築論、アフリカ政治・アフリカにおける人権保障と平和構築・国際的な刑事裁判所の課題と展望・国際人権、平和構築ワークショップの地域での実践国際刑事裁判所,紛争,アフリカ連合,人権ワークショップ国際人権法学会、人間の安全保障学会、日本国際政治学会、日本平和学会、アフリカ学会、日本国際連合学会、グローバル・ガバナンス学会国際機関、NGO、政府機関等での実務経験を生かし、理論と実務の架橋となるような学際的な研究アプローチを試みています。ふじいひろしげ2022年1月更新分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: https://www.fujiih.com/(研究室の活動)https://researchmap.jp/fujiih(研究業績)Mail:fujiih[at] cc.utsunomiya-u.ac.jp研究概要SDGs事例国際学科藤井研究室国際学部准教授藤井広重
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