少子高齢化・人口減少が進む地方において、持続可能な地域づくりのためには、その地域の資源を探り、最大限に生かして、その場所ならではの課題解決のポテンシャルを具体的なカタチで引き出すことが求められます。その場合に必要とされるものづくり・場づくりや情報発信に関わる柔軟な運動体としてのデザインについて、研究しています。また、地域における上記のような実践的なデザイン活動=地域デザインプロジェクトをテーマとした課題発見課題解決型のデザイン教育について、研究しています。写真は、医療法人と協働して設計した精神科デイケア施設。ほかに、外来・医局・管理部門と120床の病棟を備えた精神科病院新棟も同様に協働して設計しています。教育・研究活動の紹介これまでに地域地区の計画、大学キャンパス計画から、公共施設、医療福祉施設、教育施設、商業施設、居住施設の建築設計に携わってきています。近年は、医療法人と協働した精神科病院新棟やデイケア施設の建築設計や、県北の道の駅の基本構想案の策定に関わるなどの実績があります。また教育においては、自治体や地域の店舗・宿泊施設・事業所などと連携して、情報発信や商品・パッケージ、店舗空間などのデザイン、また地域の商店街の将来構想案のデザインをゼミや授業と連携して行い、研究と教育の往還を図っています。今後の展望今後は、自治体や事業所などと連携したまちづくりや施設などのデザイン実践の研究をさらに充実させていき、また自治体や地域の店舗・事業所などとのデザインプロジェクトをゼミや授業と連携して行い、研究と教育の往還を発展させて行きたいと考えています。社会貢献等精神科病院新棟・デイケア施設建築設計(医療法人直志会と協働)、道の駅「那須高原友愛の森」総合計画案策定(那須町と協働)、那珂川町産学官連携ブランディングデザイン事業(那珂川町と連携)、宇都宮市景観アドバイザーとして地域住民との宇都宮市大谷地区の景観まちづくり計画の策定、認定NPO法人もうひとつの美術館の企画展のアートディレクションやデザイン協力など。(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)デザイン学(建築、環境、空間メディア)・地域資源を基にしたデザインによる課題解決・地域におけるコミュニティ空間のデザイン手法・地域プロジェクトをテーマとしたデザイン教育建築設計,地域設計,空間デザイン,プロダクトデザイン,グラフィックデザイン,デザイン教育日本建築学会、日本デザイン学会、大学美術教育学会日本建築家協会登録建築家一級建築士かじはらよしなり2021年7月更新TEL:028-649-5362分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: http://www.yoshinarikajihara.com/Mail: kajihara[at] cc.utsunomiya-u.ac.jp研究概要芸術・生活・健康系美術分野デザイン研究室共同教育学部教授梶原良成
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