宇都宮大学広報誌 UUnow 第54号
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本学開発米「ゆうだい21」が茨城県の「米の極み頂上コンテスト」で上位を独占itte◎宇都宮大学オリジナル水稲品種「ゆうだい21」とは?艶があってモチモチとした食感で、コシヒカリと同等以上の評価を受けています。また、冷めても美味しいため、コンビニのおにぎりにも使用されています。農学部附属農場の前田忠信名誉教授が研究の一環として開発し、2010年1月に品種登録されました。※本学附属農場で生産した「ゆうだい21」は、ミニストップ宇都宮大学店、ミニストップ宇都宮大学陽東キャンパス店、宇都宮大学消費生活協同組合において、宇大ブランド「うぶ」として販売をしています。販売は不定期のため、入荷の情報は附属農場のTwr(@uufarm)からご確認ください。 茨城県産米における良食味米を決めるコンテストの最終審査が2021年12月15日に開催されました。1次審査および2次審査を通過したお米6点を精米・炊飯し、審査員による食味官能評価により順位を決定。本学開発の水稲品種「ゆうだい21」が1、2、3位を独占しました。今回のコンテストは、計8品種から108点の応募がありましたが、「ゆうだい21」で応募した生産者は、4名全員が最終審査まで残りました。コモンズスタジオ学生スタッフと新入生支援や学修環境等について意見交換する池田学長2021年11月4日に㈱あしぎん総合研究所と合同記者発表を行いましたUUnow第54号 2022.4.20●14本学と㈱あしぎん総合研究所は、地域における大学の価値の見える化に向け、地域経済への貢献度合いを定量的に把握することを目的に調査を実施しました。調査の結果、2019年度は343.2億円という結果が出されました。今後、栃木県内全体の高等教育機関における経済波及効果の試算やそれらを契機とした自治体、産業界、経済界、教育界、大学等が地域活性化に向けて恒常的に対話をする場の設置を検討していきたいと考えています。 学内Wi-Fiを導入し、内装・家具を新調。ガラスパーテーションで仕切られたコモンズスタジオを新たに設置しました。コモンズスタジオには、ディスプレイ・収音マイク・360度カメラが備え付けてあり、グループワークやプロジェクトミーティング、オンラインでの交流や少人数授業などで利用が可能です。そのほか、オンライン授業の受講などに便利な学修スペースに半個室型ワーキングスペースを2箇所増設しました。大学が栃木県にもたらすラーニング・コモンズをリニューアルオープン~オンライン学修の利便性を向上~学生たちがいつでも使える学びの空間「ラーニング・コモンズ」(峰キャンパス5号館)をリニューアルオープンしました。経済波及効果は343億円

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