宇都宮大学 入学案内 2022
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宇都宮大学の先進的なロボット技術や次世代の植物生産技術の    工学×農学、技術 innovation ×global ×localロボティクス・工農技術研究所REAL|Robotics, Engineering and Agriculture ‒technology Laboratory通称「REAL」には、研究者の夢を「現実」にするという意味も掛けられ、研究所には、1階に溶接ロボットや3Dプリンターなどを備えた工房(FabLab)や、人工知能サーバーなどの最先端設備、2階に教員や学生、企業や自治体職員が集まり自由に議論できるオープンスペース(テラコヤ)などがあります。現実社会に活かす知見と技術の新しい学び舎工学部がある陽東キャンパスには広いビニルハウスがあり、冬から初夏にかけて中ではイチゴの葉が茂り多くの実をつけています。農家のハウスと大きく違うところは、すぐ近くに2018年7月に開所したロボティクス・工農技術研究所で試作される農業用ロボットが中で動き回っているところ。試作を重ねるロボットの稼働試験を行うイノベーションファームとして活用されています。徒歩でも20分で行き来ができる峰キャンパスの農学部と工学部の連携は、研究所ができる前から進んでいます。イチゴの非接触品質評価を研究テーマの1つにしている柏嵜勝准教授と農作業ロボットの研究開発を続ける尾崎功一教授が2015年に開発した、傷みやすい大粒の完熟イチゴを海外へ味や品質を落とさず輸出できる容器「フレシェル®」は、国際味覚審査機構で4年連続優秀味覚賞を受賞するなど国内外で注目を集めてきました。2016年には、尾崎教授の研究室が開発したイチゴ収穫ロボットが第7回ロボット大賞(文部科学大臣賞)も受賞しています。宇都宮大学の強みでもある工農連携で、ロボット技術を農業分野で活かす研究を軸として、研究所開設当時から進められている研究の中には、社会実装し、農園で活躍するロボットも出てきています。開所時5つだった研究テーマは、12に増え、教員・研究者・学生、企業、自治体が、垣根の無いオープンな空間で自由闊達に議論を重ねながら「動き続ける」拠点となっています。尾崎研究室で学ぶ工学部生と大学院生は、それぞれ独自のテーマにも取り組んでいます。介護支援システムロボットや、動物などの動きから着想を得る水中で動くマンタ型ロボットや脚式ロボット、災害現場での探査の可能性を探るミミズ型ロボットなど多岐にわたります。尾崎教授の期待は、宇都宮大学で生まれる新しい技術をもとに、学生がどんどんベンチャー企業を立ちあげていくこと。そのための教育環境も整っています。UU.Advantage特集214|陽東キャンパス|

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