宇都宮大学 入学案内 2022
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世界への翼先進国と途上国、「双方向の学びあい」へ宇都宮大学では、国際学部を中心に学内での学びと海外での実践が両輪となって、さまざまな取り組みが進んでいます。ここでは、その1つであるスリランカでのプロジェクトを紹介します。紅茶プランテーション農園の子どもたち 南アジアの島国スリランカは、高級茶で知られるセイロンティーの産地です。宇都宮大学と現地のNGOが連携しJICA(国際協力機構)の草の根技術協力事業として「スリランカ 紅茶プランテーション農園の小学校の課外活動支援事業」が、2018年春からスタートしています。国際NGOやJICA(国際協力機構)でさまざまなプロジェクトに関わってきた国際学部の栗原俊輔准教授と農学部の福村一成准教授が共同で開講している「海外フィールドワーク演習」(国際学部専門科目)、「国際協力の実際と課題」(基盤教育)の受講生や栗原ゼミの学生が中心となって、紅茶の消費量全国上位の宇都宮市をはじめ栃木県内にて、この事業を支援するために「UU-TEAプロジェクト」も開始されました。栗原先生によると、イギリス植民地時代に作られた紅茶プランテーション農園の生産方式や働く人たちの生活環境は、植民地時代とあまり変わらない状況が続いているそうです。そこでまずは、プランテーション農園にある小学校の課外活動を活性化することを、長期的な視点に立ったプロジェクトの第一歩と位置づけました。また、自立的で持続的なものにしていくために、各学校での課外活動の運営は農園に住む若い人たちが担うこととし、そのための研修をサポートしていく仕組みを作りました。現地での活動と並行して、宇都宮大学を拠点に、県内の高校生もプロジェクトに参加したり、県北のお茶の産地との交流も始まったり、多層的な取組みとなっています。活動を通して学生たちは、自ら主体的に広報周知や交流の企画を考え実行しながら、国際協力やグローバル化社会についての学びを深めています。innovation ×global ×localUU.Advantage特集21

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