宇都宮大学 入学案内 2022
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教育心理学においては、卒業論文で実証的な研究を行うことを主としており、その基本的研究スキルを学ぶために3年次必修で開講している科目です。具体的には「面接法」「実験法」「知能検査・発達検査」「観察法」「質問紙法」「パーソナリティ検査法」といったものを行います。計画を立て、実施し、分析するという手続きを踏むので、理系の研究のように時間や手間がかかります。これをしっかり学ぶことによって安易な観念的結論づけや先入観的主張ではない、客観的分析スタイルを身につけていきます。3年生から始まるゼミ紹介対象としての主体を尊重する学びへ(相互主体性という関係を問う学問)障害児心理学演習AⅠは、ゼミ生が2年間過ごした大学で、もっとも印象に残っている場所3ヶ所を写真に収めることから始まります。写真投影法を利用し得られた写真についてゼミ生同士が対話し、その後、対話のプロトコルを作成します。特別支援教育は、互いに関わる者同士の主体性を尊重する研究と支援が求められる学問です。そのための導入にまずこのプロトコル分析を自らの体験を通して学んでいます。この相互に主体的であるという学びを柱に、Ⅱではそれぞれの興味関心に基づき、障害児心理学領域の研究文献の講読をゼミ生と教員でワイワイと行っています。教育心理学に関する基本的な研究法を学び、卒業論文等各種研究に活かしますSEMINAR研究室名  石川 由美子研究室担当授業名 障害児心理学演習AⅠ&Ⅱ・特別支援教育分野石川 由美子 准教授教育心理学研究法学校教育分野・教育心理学領域教員 全員授業クローズ UP!教育人間科学系教育の根本や子どもの発達の支援について学ぶ2020年度から入学時より教育、教育心理、特別支援教育の3分野に分かれて学びを深める新教育体制をとっています。教育分野は教育学を、教育心理分野は教育心理学を基盤として教育のあり方を探求します。加えて、中学校教科について学生の希望に応じ、どれか一つの教科の教員免許状を取得します。さらに小学校の教員免許状も取得可能です。特別支援教育分野は、特別支援学校および小・中学校において特別支援教育に当たる実践力のある教員を養成するため、障害や困難を抱える児童・生徒の発達や教育についてより深く学ぶことができます。これまで特別支援教育分野では小学校の教員免許状の取得および特別支援学校3領域(知的障害・肢体不自由・病弱)の免許状の取得を基盤とした学びでしたが、2020年度より、視覚障害、聴覚障害の領域を加えた5領域の免許状の取得も可能になりました。希望に応じて中学校、高等学校の教員免許状も取得可能です。CooperativeFaculty ofEducation

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