宇都宮大学の学士課程教育 2022
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基盤教育 基盤キャリア教育科目 概要 ◎基盤キャリア教育科目 基盤キャリア教育科目は,学生の社会的・職業的自立に向け,必要な知識,能力や態度を育成するための科目である。毎回の授業を通して,知識の修得だけに留まらず,他の履修科目も含めて自分の学び方や生き方を考え日々の生活のなかでキャリア形成を考え実行できる力を身につける。個人と社会とのかかわりや,働くことの意味を自ら考え,キャリアデザインを描くことができるように,様々な分野のゲスト講師からも働くことの意義や働き方について学び,視野を広げるとともに,受講生やゲスト講師とのディスカッションを通して多様な価値観を理解するなどし,多様な体験を通じて,社会との接点を持ちながら学ぶことができる科目構成となっている。 達成目標 変化する社会の中で未来を切り拓く知力と行動力を持ち,社会的・職業的に自立して新しい時代に自分らしく活躍することを目指して,そのために必要な基盤となる知識と態度、能力を身につける。職業や働き方への理解と自己理解を深めるために必要な知識,技能の修得や様々な能力や態度を身につけ,自らのキャリアデザインを描くことができるようになる。 カリキュラムの方針 上記の目標達成のため,多様な科目が用意されている。職業や働き方への理解や自己理解を深めていくため,大学の専任教員による「キャリア」の基礎概念を学びそれを日々の生活のなかで実践し、自らのキャリア形成ができるカリキュラム構成にしている。座学による知識の吸収だけでなく,ゲスト講師のレクチャーを通じて社会との接点を持ちながら学ぶことを重視しており,学生自身の行動や体験を通じたキャリアデザイン力の育成を図る。最新の社会情勢や雇用の変化を学ぶ機会の提供も積極的に行う。自ら起業を目指す学生や,自らのアイデアを形にするための力を養成するための科目も設定している。 以上のカリキュラムによって,社会とのつながりのなかで「自分がどのようなキャリアデザインを描くのか,どのような大学生活を送ったらよいか,どのような職業選択をするか」を意識しながら学び,今後の学生生活を実り多きものにできる学生の育成を目指す。 10

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