宇都宮大学の学士課程教育 2022
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学修・教育目標を達成するためのカリキュラム方針(カリキュラム・ポリシー) 【教育課程編成の方針】 コミュニティデザイン学科では,公共政策,地方自治,経済,自然,文化,食生活,観光,社会福祉,社 会教育,NPOなどの専門的な分野を専攻しながら,これらを応用した地域デザイン能力を養い,21 世紀の 地域社会の担い手として,地域社会を構成する社会集団や制度等をデザインする人材を育成するために, 地域社会の成り立ちや課題を理解するために必要な幅広い教養を身につけるとともに,地域と連携してさ まざまな現場を訪れ,体験しながら学修を深めるカリキュラムを編成します。 【教育内容の学修方法】 ・学修効果を高めるために地域との関わりの中で学ぶ機会を創出している他,アクティブ・ラーニングの 手法を導入し,教員や学生同士の双方向型授業を実施します。 ・人文・社会・自然基礎科目や,コミュニティデザインに欠かせないコミュニケーション能力などのソー シャルスキルや,社会調査データの解析方法を学修します。 ・地域資源・高齢社会・社会福祉・行政・政治・経済・生涯学習など,地域の課題や主題について幅広い 視点から理解できるように,教員や行政担当者などによる授業を行うとともに,現場への訪問・実習も 行っていきます。 【学修成果の評価方法】 学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、 発表などにより評価します。 プログラムの概要 地域社会の成り立ちや課題を理解するために必要な,幅広い教養を身につけるとともに,地域と連携してさまざまな現場を訪れ,体験しながら学修を深めます。さらに,公共政策,地方自治,経済,自然,文化,食生活,観光,社会福祉,社会教育,NPOなどの専門的な分野を専攻しながら,これらを応用した地域デザイン能力を養い,21 世紀の地域社会の担い手として,行政機関や民間企業,NPO等で率先して活躍できる人材を育てます。 修了認定の基準(ディプロマ・ポリシー) コミュニティデザイン学科では,ディプロマポリシーとなる以下の9つの学修・教育目標を定めています。 (a) 人間と社会,多様な地域に関する基礎的素養を身に付ける (b) 地域デザインに関する共通的リテラシーを身に付ける (c) 地域デザインに必要なソーシャルスキルを身に付ける (d) 地域デザインを専門とする職業人としての倫理観を養う (e) 地域社会の現状と成り立ちを幅広い視点から理解することができる能力を身に付ける (f) 地域社会の課題を発見するとともに,分析することができる能力を身に付ける (g) 地域の資源を新たなまちづくりに活用することができる能力を身に付ける (h) 新たなまちづくりに向けて制度を設計し政策を提案することができる能力を身に付ける (i) 地域で主体的・協働的に行動し,活力あるコミュニティの形成に貢献できる能力を身に付ける 基盤教育科目29単位以上,専門教育科目96単位以上の合計125単位以上を修得し,コミュニティデザイン学科が掲げる上記の学修・教育目標を達成した者に卒業を認定します。 履修条件(アドミッション・ポリシー) 1.求める学生像 (1) 地域や社会との関わりの中で学び,課題解決に当たる意欲のある人材 (2) 地域の成り立ちを理解し,より良いコミュニティの創成を追究するために必要な基礎学力を有する人材 (3) 地域の資源・社会システムの視点から,総合的・実践的にまちづくりを学ぶ熱意のある人材 2.入学者選抜の基本方針 (1) 高等学校の教育課程を尊重し,基本的な学力と思考力を備えているかどうかを重視します。 (2) 地域社会(コミュニティ)をデザインすることに対する熱意と学際的学修へ向けた適性・能力を評価の対象とします。 (3) 主体的・協働的な姿勢,論理的思考力,表現力,コミュニケーション能力なども考慮して評価します。 ■ 地域デザイン科学部 取得学位の名称 コミュニティデザイン学 教育プログラム・シラバス ◆学士(コミュニティデザイン学) 13

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