宇都宮大学の学士課程教育 2022
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履修条件(アドミッション・ポリシー) 1. 求める学生像 取得学位の名称 学校教育教員養成課程 教育プログラム・シラバス ◆学士(教育学) プログラムの概要 学修・教育目標を達成するためのカリキュラム方針(カリキュラム・ポリシー) 【教育課程編成の方針】 本学部では,各種教育職員免許状の取得とともに,実践的指導力のある教員を養成するためのカリキュラム を編成します。 【教育内容の学修方法】 学生が教師に相応しい力量を身につけるため,次のような学修の場を設けます。 1.学校教育の基礎となる各種の理論を学び,教師としての資質を向上させる学修 2.各教科についての専門的知識・技能を高め,子どもを指導するための基礎となる能力を獲得する学修 3.各教科について子どもが学ぶ意義を理解し,各教科の指導方法の理論に基づいて実践的指導力の基礎を習 得する学修 4.教育実習において学校現場で子どもを指導するなどの体験を通して,実践的指導力を高める学修 【学修成果の評価方法】 学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、 発表などにより評価します。 ■ 共同教育学部 学校教育教員養成課程は,各種教育職員免許状が取得できるように,教育活動の基盤となる教育学や教育心理学,または障害のある児童生徒の発達と教育について専門的に学修し研究する [教育人間科学系],小学校・中学校の教科の一つについて教科指導の基盤となる学問・技能を深く学修し研究する[人文社会系](国語,社会,英語),[自然科学系](数学,理科,技術),[芸術・生活・健康系](音楽,美術,保健体育,家政)の4つの系より構成されており,実践的指導力のある小・中・高等学校及び特別支援学校の教員を養成します。また,幼児教育を担う幼稚園教員の養成も行っています。 修了認定の基準(ディプロマ・ポリシー) 本学部では,所定の年限に渡って在学・学修し,かつ所定の単位を修得した,次のような力量を身につけた者に学士の学位を授与します。 (a) 学校教育や教職についての基礎理論・知識を習得し,教師としての使命感をもって児童生徒に接することが できる。 (b) 子ども理解や学習集団形成のための必要な知識を修得し,発達段階に応じた教育方法の工夫と個性に応じた 指導ができる。 (c) 教科・教育課程に関する知識・技能をもち,児童生徒の実態に合わせた教材分析・開発と学習者主体の授業が 実践できる。 (d) 学校教育における様々な課題について関心を持つとともに,自己の課題を認識し探求心を持ってその解決に 取り組むことができる。 (e) 他者を尊重し,協力して課題解決に取り組むなど,共に支え合い,高め合える人間関係を築くことができる。 (f) 現代社会に必要なリテラシー,未知の事態に的確に対応できる幅広く深い教養と豊かな人間性,そして,知 と行動力を統合し,あらたな知を創造できる人間としての基盤ができている。 (1) 教職を目指す明確な意思と情熱を有し,子どもの成長に関わることに喜びを感じられる人 (2) 「学ぶ」「教える」「育てる」「発達する」という行為・現象について関心があり,これらのことについて 学習意欲のある人 (3) ものごとを複数の視点から考察し,自ら判断することができる人 (4) 自己の考えを的確に表現し他者に伝えることができ,他者が表現する考えを受けとることができる人 (5) 様々な活動に主体的に取り組むことができると共に,他者と協働することができる人 (6) 高等学校における履修内容を理解し,教職をめざすために必要な基礎学力を身につけている人 2. 入学者選抜の基本方針 (1)高等学校までの教育課程を尊重し,広範な基礎学力と思考力を備えている人を評価します。 (2)一般選抜においては,教育人間科学系,人文社会系,自然科学系,芸術・生活・健康系の4つの系毎に選抜を行い,それぞれの系で学ぶにふさわしい人を選抜します。 (3)学校推薦型選抜Ⅰ(一般推薦 (A))においては,学校教員を目指して意欲的に勉学に励む人で,それぞれの学校種・教科の教育方法を学ぶにふさわしい個性・能力を持つ人を選抜します。 (4)学校推薦型選抜Ⅰ(一般推薦 (B))においては,将来,栃木県の小学校教員として活躍することに強い希望と意志を持ち,小学校教員としての適性を有する人を選抜します。 21

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