宇都宮大学の学士課程教育 2022
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履修条件(アドミッション・ポリシー) 1.求める学生像 学修・教育目標を達成するためのカリキュラム方針(カリキュラム・ポリシー) 【教育課程編成の方針】 プログラムの概要 機械システム工学コースでは,IoT社会を見据えて,航空宇宙,自動車,ロボット,医療・福祉,マイクロ・ナノなどあらゆる機械システムについて関連する学問や技術を学びます。機械を作る先端材料から多数のロボットを有する大規模システムまでを学修します。 修了認定の基準(ディプロマ・ポリシー) 基盤工学科・機械システム工学コースでは,以下の学修・教育目標に掲げた能力を身につけ,かつ所定の単位を修めた者に対して学位を授与します。修了の認定は,所定の単位修得で行います。 (a) 工学の基礎的能力を備え,ものづくりにおける知識・技術を修得し,問題発見・問題解決に向けて活用できるデザイン力を身につけている。 (b) 工学の幅広い視野を備え,新たな差異を生み出す意欲と能力を身につけている。 (c) 工学技術者としての自覚と倫理観,キャリア観,ならびに幅広い教養と,物事を多面的に理解する能力を身につけている。 (d) 自らの考えをまとめ,発表・討論できる創造的能力およびコミュニケーション能力を持ち,他者と協働する能力を身につけている。さらに国際的に通用する人材としての基礎的知識を修得し,社会に貢献できる能力を身につけている。 (e) 主体的,継続的に学修を進める自己啓発の意欲と能力を身につけている。 (1)科学的,理論的思考ができる人 (2)工学の専門分野に興味と関心をもち,学ぶ意欲と行動力をもつ人 (3)さまざまな人々と協働して学ぶ姿勢をもつ人 (4)工学の専門分野を学ぶ上での基礎となる高校までの科目を十分理解している人 2.入学者選抜の基本方針 (1)高等学校の教育課程を尊重し,基本的な学力と思考力を備えているかを重視します。 (2)専門分野の学修に求められる熱意と能力を評価します。 (3)主体的な姿勢,学修意欲,判断力,表現力及びコミュニケーション能力なども考慮します。 機械システム工学コースでは,IoT 社会を見据えて,航空宇宙,自動車,ロボット,医療・福祉,マイクロ・ナノなどあらゆる機械システムについて関連する学問や技術に関して,機械を作る先端材料から多数のロボットを有する大規模システムまでを学修するカリキュラムを編成します。 【教育内容の学修方法】 1.ものづくりに不可欠な機械工学の基礎的専門科目である機械力学・材料力学・熱力学・流体工学を必修科目として2年次に配置し,その発展ならびに関連科目を2~3年次に系統的に配置します。 2.実践的な課題に挑戦し,「生み出す力」を育むために,機械システム設計製図やプロジェクト研究などのデザイン力養成科目を全学年を通じて配置します。 3.ものづくりに必要な機械工学分野において光工学に関連する科目を3年次に配置します。 【学修成果の評価方法】 学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、発表などにより評価します。 ■ 工学部 取得学位の名称 基盤工学・機械システム工学 教育プログラム・シラバス ◆学士(工学) 27

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