宇都宮大学の学士課程教育 2022
8/44

・「知ること」 初期導入科目 概要 大学生活を送るうえで必要とされる,自主的かつ自律的な態度および学修の進め方を学ぶことができるように企画された科目である。 達成目標 高校とは様々な点で異なる大学において,有意義な学生生活を送ることができるよう次に掲げる全学部共通の目標とともに,専門分野に関する基礎的な理解など学部・学科等ごとに定める必要な事項を修得する。括弧内は、対応する宇大スタンダードの力を指す。 カリキュラムの方針 ◎新入生セミナー ■ 基盤教育科目 (1) 大学という場を理解するとともに,学生生活や学修習慣などの自己管理・時間管理能力の重要性について理解を深め(2) キャリア形成を見通しながら,自己認識と大学での学修についての理解を深める(学修力)。 (3) 日本語表現として,レポートの書き方等の論理的な文章表現力,プレゼンテーションやディスカッションに対応でき(4) 大学での学修を深めるため,論理的思考法や相互理解・合意形成のためのコミュニケーション方法を学ぶ(協働力、新入生を大学における学修全体へと導く役割を担う必修科目である。以下の構成をガイドラインとしながらも,その具体的な内容については専攻する学問領域の性質を考慮した学部・学科等ごとに相応しい事柄を,各教員の大学観・学問観を反映させながら教授する。 ・「書くこと」 ・「話すこと」 ・「考えること」 ・「キャリアデザイン」 る(学修力)。 る口頭表現力など,大学で学ぶための基礎的な学修スキルを身につける(情報活用力、論理的思考力、表現力)。 課題解決力)。 大学という場および自らが属する学問領域の広がりを知るとともに,生活態度や文献の探し方などについて学ぶ。 日本語の表現に敏感になること,ノートの取り方,レポートのまとめ方などを修得する。 プレゼンテーション(他者に対して分かりやすく発表すること)のやり方,ディスカッション(集団での討論)の進め方などを学び,コミュニケーション能力の向上を図る。 科学的・論理的な思考法などを身につける。 専門分野にかかわる職業・働き方や自己についての理解を深めるとともに,自らのキャリアプランを意識しながら綿密な履修計画を立てる契機とする。 5

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る