宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科
2/32

宇都宮大学のアドバンテージ持続可能な豊かな地域社会の創生境界領域・学際領域の活性化強み・特色ある領域で世界水準の研究を推進「人類の福祉の向上と世界の平和に貢献すること」を理念に掲げる宇都宮大学は、社会の中核を担う人材の輩出と、知の創造・発信を使命に、実践を重視した教育研究を展開しています。現在本学は「活力ある持続可能な地域社会の形成」「グローバル化社会への対応」「イノベーション創出」を基本方針に据えた改革に取り組んでおり、「地域創生科学研究科」は、それらを実現する地域変革の「知の拠点」として誕生します。文理融合によって地域課題の解決をめざす「地域デザイン科学部(2016年度新設) 」を基盤に、既存の研究科の枠を超え多様な分野が混じり合う創造的な研究環境を整え、新たな時代をリードする人材の育成に向けて5つの使命に挑みます。社会デザインとイノベーションの両輪持続可能な豊かな地域社会の創生には、社会デザインとイノベーションに関する教育研究の両輪が必要となっています。高度な「科学リテラシー」課題解決に向けて強靭且つしなやかに対応する思考力と行動力を持った人材を育成するため、物事の本質を深く考える力や、実践的なコミュニケーション能力、グローバル化への対応力や協働性、多面的な視野から課題に挑戦するチャレンジ精神等の養成が必要となっています。身近なコミュニティから国や世界規模までの広範な課題に取り組むため、持続可能な豊かな地域社会の創生を支える人材が求められています。境界領域の活性化に加えて海外卓越大学との連携や民間企業等との協働を強化して、地域と国際の両方面で双方向性のある世界水準の研究を推進することが必要となっています。21世紀の課題を解決するために、専門領域の障壁を低くして境界領域・学際領域の学術を発展させることが必要となっています。自走式イチゴ収穫ロボットの研究入学定員335名宇都宮大学が掲げる多様性に恵まれた地域環境で、実践的な教育研究を展開します。5つの学部と大学院を擁する宇都宮大学は、その広範な専門領域を生かし、文理融合・分野融合を機能させるためのさまざまな取り組みを実施しています。地域との連携による教育研究にも力を入れ、自治体等と結ぶ連携協定は74件にのぼります。また本学が拠点とする栃木県は、東京から新幹線で約50分の大都市近郊的な性格を持っている一方、農業、工業、観光業がそれぞれ盛んで、一次産業から三次産業までのバランスがとれた「全国の縮図」としての特徴を有しています「。地域創生科学研究科」では、地域連携の実績と、地域特性を生かし、多様な専門分野でフィールドワークを実施するとともに、地域課題に関する実践的な教育研究を強化します。修士課程大学院教育の使命大学院教育の新たな使命に挑戦する創造的な学際研究が始動します。地域創生科学研究科

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る