2学校現場に密着した実践研究を進めます「学校改革力」とは、学校改革のため学校課題を見極め、その解決を推進する力量や、学校内外と協働して課題解決に取り組む力量などで構成されます。●現場が考える『生き抜く力』を育む授業の可能性●学校組織の個業化を改善し、組織と個をつなぐ校内研修の開発●同僚性や協働性を高める繋がりの構築を目指して●教員同士の協働的な学びを大切にした道徳科の授業実践「授業力」は、授業研究を組織し、リードできる力量や、すべての学習者の深い学びを保障することのできる力量などで構成されます。●統合的・発展的な考察を促す授業の研究●中学校数学科における興味・関心を視点とした授業の考察●教科横断的な単元構想をもとにした英語授業改善●子どもたちが集団で学ぶ良さを体感できる社会科授業デザイン「個への対応力」とは、個に応じる特別支援教育の考え方を学習指導や学級・学校経営に生かす力量であり、学校改革力、授業力を下支えする力となります。令和3年度修了生の成果報告書より作成●児童の粘り強さを促す学級での取り組みに関する研究●学習に対する動機づけを高め・維持する授業の設計と実施●活動や表出に制限を伴う子どもとのQOLの向上を目指す教育の在り方に関する研究●深い学びに向かう子どもの姿を目指す授業づくり❶ 学校現場の教育活動を課題とし、学校現場と大学を行き来しながら実践研究を進めます。そこでの研究成果を学校現場や地域に還元しながら教員としての資質・能力の向上を目指す、実践指向型の大学院です。宇都宮大学では、平成27年4月に開設しました。 本教職大学院では、学校改革・授業改善のリーダーとなるべき人材を育成します。そのために、現職院生も学卒院生も、それぞれに次のような力を獲得することができます。学校改革力 本教職大学院の中核は、「教育実践プロジェクト」です。大学院生と大学教員が1つのチームとなり連携協力実習校(在籍校も可)の課題と照合して自らの研究課題として取り上げ、学校現場と連学校改革力育成する3つの力個への対応力個への対応力個への対応力授 業 力携しながら課題解決を進めることで、学校現場に生きる実践力を身に付けます。現職院生は原則として2年間同じ学校で行うことで、より深い課題解決を目指します。テーマの例を以下に掲げます。 1年次の学卒院生は、附属学校で長期インターンシップを行います。2年次は現職院生と一緒にプロジェクトに参加します。授 業 力学校改革力授業力教職大学院とは?学校現場の教育課題を研究する大学院宇都宮大学教職大学院の特徴13つの力を育成します
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