宇都宮大学の大学院教育 2023
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地域創⽣科学研究科 社会デザイン科学専攻 農業・農村経済学プログラム 履修条件(アドミッション・ポリシー) 学修・教育⽬標を達成するためのカリキュラム⽅針(カリキュラム・ポリシー) 【教育課程編成の⽅針】 概要 より主体的な学修を⾏う。 り評価する。修⼠論⽂及び特定の課題についての研究成果に係る評価は、⼤学院学位論⽂等評価基準(博⼠前期課程)に基づき評価する。 農業経済学をコアとし,コミュニティデザイン学との学際領域を学修することによって,健康で豊かな国⺠⽣活や社会の持続的発展に資する新しい農業・農村のリーダーとして,変化し続ける⾷料・農業・農村を多⾯的・総合的にとらえ直すとともに,現場における豊かな知恵・実践や都市との連携・協働関係を⾼度に分析したうえで,新しくデザインするための⾼度な専⾨的知識・技術の修得を⽬的としている。 修了認定の基準(ディプロマ・ポリシー) 〇⾷料・農業・農村に関する制度・政策等の在り⽅を解明するのに必要不可⽋な学術理論を⾼度かつ学際的に理解する能⼒を修得している。 〇多様化する⾷料・農業・農村の諸問題に学際的な視点から向き合い,健康で豊かな国⺠⽣活や持続可能な社会に寄与する新しい⾷料・農業・農村の発展に貢献する能⼒を修得している。 〇⾷料・農業・農村に関する様々なテーマに対して,適切な分析アプローチを,深い理解とともに,適⽤する能⼒を修得している。 〇⾷料・農業・農村の多様な主体による現場の実践知を学術的に分析し,地域の現場に還す能⼒を修得している。 〇農業・農村経済学を学修するために必要な社会科学(経済学,社会学,歴史学など)の基礎学⼒を有する⼈ ○⾼度な論理的思考能⼒と現実社会の中から積極的に学ぼうとする姿勢を持って,⾷料・農業・農村に関する新しい課題の解決に挑戦する意欲を持つ⼈ 〇農業・農村経済学を通じて地域社会に貢献することに強い関⼼と意欲を持つ⼈ ディプロマポリシーとして掲げた修了認定の基準を実現するため、⾼度な学際的思考⼒・実践⼒や境界領域・異分野の専⾨知識・技術を養成するとともに、研究テーマに関連した学位プログラム間の連携・融合を図るカリキュラム編成・研究指導を実施する。 【教育内容の学修⽅法】 次に掲げる科⽬を配置し、これらを事例研究、グループワーク、フィールドワーク、ワークショップなどの⽅法に○「農」と「⾷」に関する国内外の諸問題を多⾯的・総合的に捉え直すとともに,新しい⾷料・農業・農村をデザインするために必要不可⽋な学術理論を理解するための科⽬を配置 ○⾷料・農業・農村の現場における豊かな知恵や実践を学際的な視点から問い直し,その知⾒を現場に還して展開するための科⽬を配置 ○⾷料・農業・農村を対象とした応⽤研究分野における学説や,学術研究の⽅法論に関する科⽬を配置 ○専⾨科⽬を通じて修得された能⼒を⾼度な次元で統合し,多様化する地域社会におけるテーマに向き合い,現実的な問題解決の⽅法と理論について実践知の考察を通して修得する特別演習・コースワークを配置 研究指導に当たっては、主指導教員1名と副指導教員2名の計3名を配置し,この内,第1副指導教員は学位の専⾨性を担保するために同じ学位プログラムの教員から,第2副指導教員は,専⾨分野に対して境界領域や学際領域の観点から学⽣の研究進捗や専⾨能⼒の修得に対して指導を⾏い,最終的に⾼度な専⾨⼒と実践⼒を⾝に付けさせる。 【学修成果の評価⽅法】 学修成果の評価は、授業科⽬ごとに定める達成⽬標に応じ、科⽬の態様に従って、試験、レポート、発表などによ[取得学位の名称] 修⼠(農学) - 7 -

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