宇都宮大学 研究シーズ集 2024.04
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主に1980年代以降のアメリカ経済の展開や成長を、制度、資金循環、中間層の推移、実践的規範と行動の側面から研究しています。その際以下の二つの点が重要だと考えています。一つは経済活動と制度は不可分の関係にあり、経済過程の理解には制度等の理解が不可欠だということです。2点目はよく言われる様に制度は真空状態の中から作られるものではなく、先行する制度の影響を強く受けるということ、そして制度を形成していく際にも、またその制度を利用していく際にも、不完全な情報と不十分な能力の下で意思決定し、行動することになる、ということです。教育・研究活動の紹介アメリカ経済を対象とした授業では、経済過程だけでなく、政治・社会に関わる要因も含めて扱うことを心がけています。アメリカに即して言えば、出発点としての植民地、連邦と州という二元国家、人種差別問題、などです。金科玉条の如く扱われる「選択の自由」も上記の要因を含む歴史的な過程を認識して、初めて十全な理解に達することができると考えていますし、この意味では世界は「フラット」ではないと理解しています。今後の展望引き続きアメリカの制度についての研究を進める予定です。制度研究はその対象や結論が「どの国にも共通するもの」か「各国・地域に特殊なもの」かに区分されることがありますが、このことを含め社会科学における「普遍性」にも関心があります。社会貢献等(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)ー経済学・アメリカにおける金融制度の歴史・機能アメリカ経済,金融制度,国際経済日本国際経済学会、証券経済学会いそやあきら2024年4月更新分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: -Mail: isoya[at]cc.utsunomiya-u.ac.jp研究概要データサイエンス経営学部データサイエンス経営学科教授磯谷玲

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