宇都宮大学 研究シーズ集 2024.04
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天体現象におけるプラズマ物理を理論・数値シミュレーションを用いて研究しています。プラズマとは固体・液体・気体に続く第4の物質状態のことで、イオンと電子が電離したガスを指します。宇宙に存在する物質の99%はプラズマ状態にあると言われています。具体的な対象としては、ブラックホール周辺の降着円盤と太陽風における乱流です。それ以外にも惑星磁気圏、銀河団ガスなど様々な天体にも関心を持っています。具体的な研究成果については以下の講演動画を御覧ください。プラズマ物理を専門としない人向けの日本語講演:https://youtu.be/1dUoNNQ-UG0プラズマ物理の専門家向けの英語講演:https://mediacentral.princeton.edu/media/JPP10August2023_YKawazura/1_at9yekfc教育・研究活動の紹介プラズマの支配方程式は多次元の非線形偏微分方程式です。その理解のために、紙とペンで行う理論計算と、コンピュータを用いて行う数値シミュレーションを用いています。数値シミュレーションでは、自前のワークステーションでのコード開発とスーパーコンピュータ(国立天文台、東京大学、名古屋大学、九州大学など)でのシミュレーション実行を行っています。また、複数の海外研究機関と共同研究を行っています。具体的にはオックスフォード大学、メリーランド大学、プリンストン大学などです。今後の展望核融合科学と天体物理学の学際研究に興味を持っています。従来の天体物理学の手法では解き明かせなかった天体現象に、核融合プラズマの手法を用いて迫りたいと思っています。社会貢献等アウトリーチ、出前授業など喜んでお引き受けしますので、お問い合わせ下さい。(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)プラズマ物理学、天体物理学・降着円盤における磁気回転乱流の理論・数値シミュレーション研究・太陽風乱流の理論・数値シミュレーション研究・相対論的電磁流体力学の理論研究プラズマ,乱流,降着円盤,太陽風,並列計算日本物理学会、日本天文学会、プラズマ・核融合学会富岳を始めとするスーパーコンピュータを用いた大規模並列計算を行っています。かわづらようへい2024年4月更新TEL:028-649-5312分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: https://researchmap.jp/kawazuraMail: kawazura[at]a.utsunomiya-u.ac.jp研究概要富岳によるシミュレーションで得られた降着円盤の磁場揺動分布データサイエンス経営学部データサイエンス経営学科准教授川面洋平

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