宇都宮大学 研究シーズ集 2024.04
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農産物貿易に関する国際交渉を対象として、WTO(世界貿易機関)のドーハラウンドの交渉経緯、また各国のFTA(自由貿易協定)の締結パターンや交渉内容に関する分析を行っています。過疎と高齢化の著しいわが国の農山村における多様な地域再生の取組みについて、その成功要因や将来展望、直面している課題、その解決方策を明らかにするため、各地で調査しています。教育・研究活動の紹介農業経済学の対象は農業、食料、環境、地域社会、国際貿易、政治経済など、非常に広汎な分野に及んでいます。講義とゼミでは、農業の社会経済的な問題を対象に、伝統的な経済学に基づいた理論と実証のバランスのとれた習得を目指しています。さらに、現実問題や課題を題材とした実践的な学びの機会創出にも配慮しています。今後の展望地元栃木県を主な念頭に、地域住民主導による地域農業の再生等に関する実証的な調査研究を積み重ねてまいります。社会貢献等農林水産省農林水産政策研究所の客員研究員として、全国各地の農山村再生の取組や農泊の調査研究を行っています。地域に根ざした活動として、地方自治体、地域の企業や団体などによる研究会や講演会の講師・アドバイザーにも取組んでまいります。(特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)農業経済学・農村振興・農村金融・農産物貿易農泊,農村RMO,農業協同組合,WTO/FTA日本農業経済学会、日本農業経営学会、東北農業経済学会専門は農産物貿易の自由化交渉プロセスに関する研究です。現在は、国内の農村振興や地域農業再生の研究にも取組んでいます。ふくだりゅういち2024年1月更新分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: ‐Mail: 社会共創促進センターにご連絡ください。研究概要農業経済学科農学部准教授福田竜一

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