これまでに沖縄県国頭村を中心に、沖縄島北部のやんばる(山原)と呼ばれる地域において森林の歴史、教育旅行民泊をはじめとする観光活動、自然資源保護活動に関する調査を行いました。やんばるの森林利用の歴史からは、琉球王朝時代から戦前の人々の山とのかかわり方や暮らし、第二次世界大戦中の山への避難、戦後の軍事化から現代のUNESCO世界自然遺産登録をはじめとする森林観光の展開に至るまで、琉球・沖縄をとりまく非常に複雑な政治経済の変遷が読み取れます。一見「非政治的」で動かない空間である森林が、いかにして琉球、沖縄、やんばるという地理的文脈の中で流動的な場所として構築されていくのか、観光活動や自然資源保護活動に携わる地域の人々がどのように森林を語り、何を地域の「資源」として認識し利活用を進めるのかに焦点をあてて研究しています。教育・研究活動の紹介社会共創促進センターで地域連携を促進するため学外からのニーズと学内のシーズ(研究成果)のマッチングをサポートするための日々の窓口業務に携わっています。現在担当している授業はありませんが、これまでに異文化間コミュニケーション(日英両言語)、AcademicWriting(日英両言語)、人文地理学関連の講義を担当しました。招聘講師として沖縄の観光に関する講義をお受けすることもあります。今後の展望沖縄で育ちハワイ大学マノア校で学んだ経験から、地域における観光の役割と影響に関心をもっています。Responsibletourism(責任ある観光)やCommunity-basedtourism(コミュニティ主体の観光)など、地域づくりにおける観光の役割に焦点を当てた研究活動をしたいと考えています。社会貢献等国際交流、まちづくり、産学連携に関する現地研修、ハッカソン、ワークショップ等の事業で日英言語での通訳(逐次)・翻訳経験があります。[民泊に訪れた修学旅行生を見送る地域住民](特徴と強み等)(社会活動特許等取得状況産学連携・技術移転の対応等)人文地理学・批判的観光学・UNESCO世界自然遺産登録と地域資源の変遷・森林における戦争体験と軍事化の歴史・エコツーリズムの展開森林利用の歴史,教育旅行民泊,地域住民参加,軍事空間の観光体験,沖縄人文地理学会、観光学術学会、日本農村生活学会、AssociationofAmericanGeographers社会共創促進センターにて地域連携に関わる業務に携わっています。お気軽にご相談ください。[調査結果を参加者と共有するゆんたく(おしゃべり)会]さくまさやか2023年8月更新分野研究テーマキーワード所属学会等特記事項URL: -Mail: 社会共創促進センターにご連絡ください研究概要社会共創促進センター特任助教佐久眞沙也加
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