宇都宮大学広報誌 UUnow 第58号
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※第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会2023年12月1日、2日に新潟県津南町で開催。国内外から5千点を超える出品がある国内最大級の品評会。第25回「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会inつなん」において、ゆうだい21が最高賞の国際総合部門金賞で10点選ばれました。金賞18点のうち、過半数をゆうだい21が占め、本コンクールの歴史において受賞数で常に1位であったコシヒカリを上回った初めての品種となりました。暑さに比較的強く、乳白米などの発生が少なく外観品質が低下しない傾向があるゆうだい21の優位性が証明されたことになります。本学開発米「ゆうだい21」が米・食味分析鑑定コンクールで金賞の過半数を占める歴史的快挙!宇都宮市を中心に展開するセレクトショップ「ARKnets(アークネッツ)」とのコラボレーション企画により、Tシャツやトートバッグ、エコボトルなどのグッズを製作し、11月18日・19日に行われた峰ヶ丘祭で販売しました。有志の学生と企業が意見交換やプロモーションを協力して行い、地域共創を目的に実施したものです。4月からはリニューアルしたコラボグッズを再販しています。※売り上げの一部を宇都宮大学3C基金にご寄附いただきました。農学部は、11月18日に創立100周年記念式典を挙行しました。大正11年10月の宇都宮高等農林学校の官制公布から、令和4年10月で100周年を迎えましたが、コロナ禍のため式典は1年延期して実施しました。初めに山根健治農学部長が式辞を述べ、続いて池田学長が挨拶し、関係者に対して謝意を述べました。その後、森次郎文部科学省専門教育課企画官を初めとする来賓の方々から祝辞をいただきました。記念講演会では杉田昭栄名誉教授が「100周年を振り返り-世代を超えて続く野鳥への向き合い-」と題した講演を行い、また、各分野で活躍する農学部卒業生4名が「私の歩みと宇大農学部」というテーマで講演を行いました。式典後に行われた記念祝賀会では、100周年記念シンボルマーク募集における最優秀賞受賞者および親子三代で宇都宮大学農学部を卒業した2組のご家族を表彰し、記念品を贈呈しました。2月9日、獨協医科大学と教育上の交流・連携に関する協定を締結しました。今回の協定は、データサイエンス経営学部の新設に先立ち、データサイエンスを中心に互いの分野を超えた教育の推進を図ることを目的として締結するものです。今後は、本学で開講する授業科目の提供や、獨協医科大学の医療データを用いたデータサイエンス教育などを通じて連携を深めていきます。本学と連携協定を結んでいる栃木県および県内 25市町が参画する「地域経営研究会」を発足し、11月14日に第1回基本部会を開催しました。本学が持つ専門的な知見を生かして地域課題を分析・共有し、解決に向けた政策提言を目指して各自治体との共創を進めていきます。15●UUnow第58号 2024.4.20式典の締め括りは大学歌斉唱講演する杉田名誉教授獨協医科大学の吉田 謙一郎学長(左)と本学の池田 宰学長(右)宇都宮大学×ARKnets「宇大プロジェクト」コラボグッズ製作販売農学部創立100周年記念式典を挙行しました獨協医科大学と教育上の交流・連携に関する協定を締結しました栃木県および県内25市町等と共同で地域課題の解決に取り組む「地域経営研究会」発足

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