12▼01国際学部概要Center for Multicultural Public Sphere(CMPS)1.多文化公共圏センターでは、大学・学生・自治体・国際交流団体・市民団体(NGO/NPO)等との幅広いネットワークを通して、「国際協力・グローバル課題」、「内なる国際化・地域連携」「異文化理解」の3分野で事業(Project)を運営しています。2.自治体・国際交流団体・市民団体(NGO/NPO)・教育機関・外国人コミュニティ等からの、相談・協力・共同研究に対応します。3.学生・市民団体等(NGO/NPO)の地球規模の課題解決や国際協力・国際交流等の事業への参加を支援します。4.国際協力・貢献、多文化交流に関する理論的実証的研究と教育による人材育成を行います。5.年間を通じ、「多文化公共圏フォーラム」を多様なテーマで開催し、自由な意見交換や議論の場(=多文化公共圏)を創造します。6.ホームページや機関紙等を通してProjectの成果等を発信します。グローバル化する地域で問われる外国人児童生徒教育に関して、県内様々な関係者と協力・連携しながら多面的な観点から応援しています。国際学部の学生も、ボランティアとして様々な場面で外国人児童生徒の支援や国際理解教育に直接かかわっています。●支援の場と直接つながる──外国人児童生徒支援のための学生ボランティア派遣 (中国語、英語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、ウルドゥー語、ベトナム語など)●教育体制の充実を図る──外国人児童生徒教育推進協議会の開催(年2回開催) HANDSメンバーと栃木県教育委員会・県内11市町教育委員会とその小中学校代表が集まり、各地域の現状や課題について情報・意見交換しています。●キャリア形成の支援──多言語による高校進学ガイダンスの開催 外国人児童生徒及びその保護者に対して、学校のしくみや高校入試制度について8言語による正確な情報提供を行っています。(学生ボランティアも協力)その他、様々な活動を通じて外国人児童生徒の学習や高校進学を応援しています。 多文化公共圏センターは、よりよい世界を目指し、多様な主体間の議論を学際的につなげ、包摂的な視点から自由な意見が交わされる拠点となることで、宇都宮大学発の公共圏の創成に貢献し、その成果を広く社会に発信する場です。 国際化が進んだ現在の世界で我々が直面している多様な課題に対処するためには、国家の枠をこえた市民一人ひとりのつながりが欠かせません。多文化公共圏センターは、大学と社会との連携を強め、人間に関わる内外両面における複数のシステムを様々な専門分野から多角的に分析し、学際知を基礎に、国際的な視野から取り組みを促進するプラットフォームの役割を担っています。 多文化公共圏センターは、グローバル・グローカルな視点から、様々な課題とその背景に関わる学際知をつなぎ、「誰一人取り残さない(leavenoonebehind)」世界を、大学と社会が一体となって創造することを目指しています。2022年度多文化公共圏フォーラム実績一覧第1回第2回第3回第4回第5回第6~8、16回チェコの句会月見草、チェコ俳人との対話、第9~15回第17回第18回第19回第20回公開セミナー「宇大生とNPOが考えた宇都宮の持続可能なエネルギー」オンライン公開授業「TICAD、日本からガーナへの支援や貿易、投資の進展と成果」「国際協力機関インターンへのプロセスと活動」学生報告会宇大生によるハイブリッドSDGs映画上映会「グレタひとりぼっちの挑戦」公開授業「当事者として『科学的』に向き合うこと」チェコと日本の季節感MapofemotionsofUtsunomiyaUniversityandTown、Living(in)World「カーボンニュートラルな宇都宮の未来ースウェーデンの先進都市報告から考える」宇大生によるSDGs映画上映会「マイクロプラスチック・ストーリー」自主夜間中学について考える研修会第1回「札幌、千葉、奈良からの実践報告と座談会」国際交流都市日光の再発見「日光の文化的価値を活かした観光地づくりを留学生と考える」報告会2023年1月以降に第21回~28回を開催。センターのネットワークと多彩な事業HANDS事業多文化公共圏フォーラムセンターの事業・プロジェクトのご紹介宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター
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