宇都宮大学 国際学部 2023
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▼19国際協力グローバル教育論コミュニティ防災  市民組織論01国際学部概要yumoto@cc.utsunomiya-u.ac.jpiizuka@cc.utsunomiya-u.ac.jp担当授業科目グローバル教育論 国際キャリア教育 国際キャリア実習国際インターンシップ(全学科目)GlobalizationandSociety(全学科目)湯本 浩之 ゆもと ひろゆき 80億人を超える人々が暮らす今日の地球社会は、飢餓や貧困、環境破壊や人権侵害をはじめ、テロや内戦、宗教や民族の対立、生物や文化の多様性の喪失、そして、資源やエネルギーなどをめぐる深刻な問題に直面しています。 これら人類共通かつ地球規模の諸問題の解決に向けては各国政府や国際機関をはじめ、NGOやNPOなどの市民組織による国際協力活動が長年取り組まれてきました。同時に、開発教育や環境教育、人権教育や平和教育などをはじめ、国際理解教育や多文化教育、地球市民教育や持続可能な開発のための教育(ESD)の試みも続けられています。 こうした地球的諸問題の解決や、公正で持続可能な社会づくりの担い手育成を目的としたグローバル教育の多様な実践を追いかけながら、関連する国内外の教育思想や教育政策の比較研究をはじめ、参加型学習などの学習方法論や教材・カリキュラム開発の研究に取り組んでいます。飯塚 明子 いいづか あきこ防災は災害が多発する日本だけでなく、世界的に大きな課題です。私はこれまで日本、ベトナム、スリランカ、イラン、アフガニスタン等と言った国内外の被災地で、大学の研究員、防災専門国際NGOの職員、国連職員という様々な立場から災害復興支援に従事してきました。その過程で、コミュニティを核とした防災(災害発生前の備え、災害発生後の緊急、復旧、復興期の対策)の必要性を強く感じ、現在の研究に至っています。コミュニティ防災は、社会学、地域研究学、心理学、工学、政治学、国際協力学、文化人類学等の幅広い専門領域を網羅する学際的なテーマです。国内外の被災地の多様なリアリティーを捉え、多面的に理解し、包括的な提案ができるよう、一緒に学んでいきたいと思っています。また大学(米国)と大学院(オランダ)で留学を経験し、インドでNGOインターン、ベトナムとスリランカでは防災国際協力に関連する仕事で駐在したことがあります。授業や専門分野に関わらず、留学や国際交流に興味のある方はぜひご相談下さいね。担当授業科目RiskManagement 国際インターンシップ 災害に強いコミュニティづくり DisasterStudies演習留学生・国際交流センター Center for International Exchange

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