宇都宮大学 工学部 基盤工学科
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l 6Top LeveResearch特色研究オプティクス教育研究センター CORECenter for Optical Research and Educationしながらも、光工学にも精通した教員を配置しています。さらに、オプティクス教育研究センターとも緊密に連携し、光に関する体系的な科目群を用意することで、どのコースに進んでも、これからの技術の基盤となる光工学の素養を持った、世界で戦える志高い人材の育成を行っています。光を扱う学問は、物理学の一領域にとどまらず、これからの時代の科学技術の基礎として、その重要性を増しています。宇都宮大学では、光工学のスペシャリストが集うオプティクス教育研究センターを擁し、世界各国の研究者や留学生と様々な研究を行っています。現在進んでいる研究としては、主に次の6つ、①大規模データセンターの省電力化を可能にする「エコロジー光メモリー」、②医療や創薬の分野に貢献する「バイオメディカル光イメージング」、③次世代のものづくりに貢献する「超高速・超精密ホログラフィックレーザー加工」、④新たな映像表現を可能にする「空中映像・体積映像・立体映像」、⑤見えない像の発見を可能にする「工業製品の光計測」、⑥照明や工芸品、構造性光装飾の分野に貢献する「光と感性情報」が挙げられ、様々な分野で活用が期待される研究が進められています。工学部では、工学全域に対する光工学の重要性を早くから認識し、基盤工学科の各コースには、コースに関連する分野を専門にキミへのエール光に関する教育と研究を行う国内唯一の組織です。工学部では、1年次から光工学の基礎をセンターの教員に学びます。また4年次に所属できる12の研究室では、大学院生や教員が様々な研究に取り組んでいます。海外の大学10校と学術連携や学生の相互派遣を行い、国際的な高度教育の拠点になっています。光工学は、私達の身近な現象(虹、夕焼け、シャボン玉)から最先端の技術(顕微鏡、ディスプレイ、量子コンピューター)まで分野横断的に利用されています。その分、幅広い知識が求められますが、奥が深く魅力的な学問です。新しい光技術の社会実装を通して、自己実現にチャレンジしましょう。情報電子オプティクスコース長谷川 智士 准教授光工学Innovation/革新の力をキーワードに実践的な光学理論と技術を学ぶ■■世紀は、「光の時代」。

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