Department of Civil Engineering and Regional Design社会基盤デザイン学科 授業紹介防災マネジメントI・Ⅱ、防災マネジメント演習 近藤 伸也 准教授 いま震度7の地震の揺れが発生したとき、あなたはどのような状況になって何をしなければならないか想像できますか。災害は、その規模、発生した時刻、場所、季節などによって変わりますが、大きな被害をもたらす災害は頻繁に発生するわけではありません。そのため答えは簡単には出ません。「防災マネジメントⅠ・II」及び「防災マネジメント演習」は、このような災害が起こる前、起こった後の状況を認識できる知識、考え方を体系的に学ぶことで、冒頭の問に少しでも確実に答えられるようにすること、そして被害を減らすために今から何をしなければならないのかを認識できるようになることを目指しています。土木工学実験[構造分野] 藤倉 修一 教授、タイ ウィサル 助教[材料分野] 丸岡 正知 准教授[水理分野] 飯村 耕介 助教[土質分野] 海野 寿康 准教授 土木工学の力学系科目である「構造力学」、「コンクリート工学」、「水理学」、「土質力学」は2年生の講義で学び、理論を元にした基礎的な知識を身につけます。3年生で受講するこの「土木工学実験」では、現象を実際に目で見て、特性や応答を手で触れたり、機器を動かして測定したりしながら実現象と基礎的知識を絡めて、さらに理解を深めてもらうとともに、社会に出てからの実務でも通用する試験手法・計測手法・データ解析方法についても学びます。 また、実験はグループで協働して進めていきます。グループ内でのコミュニケーション・ディスカッション、議論した内容を客観的に整理してレポートにまとめる、スケジュール管理と作業の自主的な実施と効率化などができるようになることもこの授業の重要な目標としています。1616
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