宇都宮大学の学士課程教育 2024
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6.工学専門知識の学修を,主体的・継続的に行う能力を養うため,アクティブラーニングを取り入れた教育を全学年に亘って実施する。 7.工学と社会との接点を正しく捉え,考え,行動する力を養うことを目的として,工学倫理教育を実施する。 8.問題発見,研究課題の計画とその遂行,結果考察および成果発表と議論の一連のプロセスを通じ,技術者として必要な総合的能力を実践的に身につけることを目的として,4 年次に卒業研究を実施する。 【教育内容の学修方法】 ・ 講義科目では,アクティブラーニングやブレンディッドラーニングを適宜組み込んだ双方向型の授業を通じ,工学全般および所属コースの専門分野に関する幅広い知識を得るとともに,自力で資料を収集・分析・考察し,その結果を論理的に構成・表現する能力を身につけます。 ・ 演習科目では,講義科目で得た知識をベースに,関連する基本・応用問題の求解を反復し,継続して学修する能力,修得した知識を効果的に活用する能力を身につけます。 ・ 実験科目では,講義科目で得た専門知識に対応する現象を観察・観測する実験を行い,その手法の妥当性の検証や実験結果の分析・考察を行い,その結果を技術報告書としてまとめる能力を身につけます。グループ単位で取り組む実験課題も用意されており,コミュニケーション能力など,協働作業に欠かせないスキルも身につけます。 ・ 実習科目では,作図やプログラミング,製造機器の取り扱いなどを各自体験し,関連する課題などに取り組んで,工学技術者にとって必要な基礎技能を身につけます。 【学修成果の評価方法】 ・ 講義科目については,筆記試験,レポートなどにより,学修目標に即して多元的,包括的な方法で到達度を判定します。 ・ 演習・実験・実習科目については,筆記試験・実技試験・レポートなどにより,学修目標に即して多元的,包括的な方法で到達度を判定します。 25

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