★ 基盤教育の概要と基盤教育プログラム・シラバス 宇都宮大学の学士課程教育は,すべての学部の全教員が協力して実施する基盤教育と,皆さんが所属する学部・学科・課程で実施される専門教育の大きくふたつに分かれています。宇都宮大学の教育目標を達成するため,それぞれにおいて独自の教育プログラムが展開されると同時に,それぞれの学部において専門教育へつながる基礎となる科目を設けることにより,基盤教育と専門教育の滑らかな接続と有機的な連携を図っています。 基盤教育では,現代社会に必要な汎用的能力(宇大スタンダード)の基礎を固め,幅広い教養と行動的知性を備え,未来の社会を拓き支える人間としての基盤を育成します。 基盤教育のカリキュラムは,大学生活を送るうえで必要とされる,自主的かつ自律的な態度および学修の進め方を学ぶための初期導入科目,あらたな社会で活躍するための知識・スキル・考え方を修得するためのリテラシー科目,未来の社会を拓き支える人間となるために,「宇大スタンダード」に定める6つの力の基礎を固めるとともに,幅広い教養と行動的知性を身につけるための教養科目,から構成されています。 このうち,教養科目は,諸科学における重要な論点を学ぶことで,自ら問いを立て,それに対する答えを見出そうとする姿勢を修得するための基盤教養科目,現代社会に生きる私たちにとって必要となる多様な考え方に触れることで,幅広い知識と科学リテラシーを修得するためのリベラルアーツ科目,自身の専門について理解を深めたのち,異なる専門的知識・技能を修得しつつある者と対話する力を修得するための高度教養科目から構成されています。 宇都宮大学の基盤教育 2
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